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事例から読み解くユーザービリティ改善の勘所

第1回 ユーザビリティでまず何を考えるべきか


はじめまして。ミツエーリンクスの矢野と申します。この連載では、Webマスター向けにユーザビリティの実践的な改善策をお伝えしていこうと思っています。さて、最近では自社のユーザビリティが悪いと考え、改善に取り組もうとしている企業サイトのWebマスターの方が増えてきました。しかし、導線の改善などを実施しても思うような効果が現れない場合があります。それはなぜなのでしょうか?

なぜユーザビリティがよくならないのか?

 最近、Webサイトのリニューアル時に「サイトのユーザビリティが悪いので改善したい」という相談をWebマスターの方々から言われることが多くなってきました。2、3年前にはユーザビリティという言葉自体がWebの世界ではあまり聞きなれない言葉でしたので、「ユーザビリティとはですね…」というように言葉の説明から私の仕事は始まっていましたから、かなりの変化といえます。

 さて、「ユーザビリティが悪い」とサイトを運営しているWebマスターの方々が口にするようになったことによって、リニューアル時だけでなく、運用の中でも「お問い合わせページへの導線を改善するために、お問い合わせボタンを大きくして、商品紹介の記事の下からすぐに移動できるようにする」などの、改善が行われるようになりました。

 しかし、いわゆるユーザビリティ的な問題だと思われる箇所に実際に改善を試みても効果が出る場合と出ない場合があります。「使いやすくなったはずなのに、お問い合わせ数が増えない」といった状態です。これはどういった理由によるものなのでしょうか?

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この記事の著者

矢野 絵美(ヤノ エミ)

中央大学大学院理工学研究科で感性工学を専攻。修了後、株式会社ミツエーリンクスに入社。現在はWebアナリストとして、アクセスログ解析やユーザビリティに関するサービスを担当している。これまでに、80社を超える大手企業サイトの診断・コンサルティングを実施している。 日本感性工学会 会員。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/02/13 15:12 https://markezine.jp/article/detail/703

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