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97%がGoogle AdWordsを利用、2010年世界のSEO/SEM動向 ― SEMPO検索市場調査レポート

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2010/05/14 11:00

 世界各国にメンバーを持つ「検索マーケティング協会(SEMPO:センポ)」では、2004年から毎年、検索市場調査を行っています。2010年の調査結果では、ソーシャルメディアのSEO/SEMに対する影響など、様々な興味深いデータが得られました。実際の報告書は100ページを越えるものですが、今回はこの調査結果の中から、いくつかポイントを絞って紹介します。【バックナンバー】

調査概要

 調査は米国Econsultancy協力のもと2010年2月に実施。世界68カ国、約1,500名の回答を得ました。回答者の内訳は検索サービス利用側が36%、検索サービス提供側が64%です(以後、検索サービス利用側を「企業」、検索サービス提供側を「代理店」と呼びます)。

北米のSEM予算はさらなる増加傾向に

 2010年のSEO予算は平均で43%増加、検索連動型広告の利用は2007年の70%から81%へ増加したという結果が出ています。

北米のSEM予算
2008年の135億ドルから2009年は146億ドルに成長
さらに2010年には166億ドルに成長する見込み
北米のSEM予算:2008年の135億ドルから2009年は146億ドルに成長。さらに2010年には166億ドルに成長する見込み

 世界的な不況でメディア市場の成長が後退した2009年でしたが、検索市場は不況知らずのようです。特に北米では、Q4にあたる年末に急激な成長が見られました。これは、年末年始商戦への投資だけでなく、パーソナルサーチ、ローカルサーチ、モバイルサーチなどといった検索技術とサービスの発達を受けたものだと言えるでしょう。

 この検索マーケティング予算の増加分は、主に他の予算を削って作られたもののようで、特に新聞や雑誌の広告費が大きな影響を受けているようです。

企業への質問:検索マーケティング予算の影響を受けて減った予算はどれですか?
企業への質問:検索マーケティング予算の影響を受けて減った予算はどれですか?

 2010年のマーケティング予算を分野別に見ると、SEO予算は9割以上が2009年と同額かそれ以上だと回答し、検索連動型広告費は8割以上が2009年と同額かそれ以上の予算をあてていると回答しています。金額では、SEOの予算が平均43%増加、検索連動型広告の予算が平均37%増加する見込みです。


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著者プロフィール

  • ハント肇子(ハントモトコ)

     1998年にAJPRを設立以来、世界各地の企業に対してインターネットをベースとした日本市場向けマーケティングを指導。日本及びアジア各地の知識を活かしたサーチマーケティング・コンサルティングサービスは、世界的に有名な企業のサーチマーケティング・キャンペーンを成功へと導いている。また、世界各地のカンフ...

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