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ネットイヤー流Webブランディング成功の鉄則

【ケーススタディ】株式会社栄光のWebブランディング(後編)

前回は、株式会社栄光(以下、栄光)の、もっとも重要なブランド資産として7つの属性を抽出したところまでをお話ししました。今回は、そこから栄光のブランドアイデンティティの策定までどのように進めて行ったかというところについて紹介します。

ターゲット側からはどう見えるのか?

 最初に行ったのは、先に抽出された7つの属性が、栄光ブランドのターゲット(=栄光ブランドを訴求したい人)に対して、どのような便益を提供するのかの考察です。栄光側で、肯定的、望ましいと考えて抽出した属性ですが、ターゲット側から見たときにはどのように映るのか? ターゲットにとって意味のあるものなか? と言ったことを考えるわけです。

 このフェーズでは、7つの属性それぞれが、ターゲットにとって、どういう便益を提供できるのか、機能的、情緒的、自己表現的という3つの観点から分析しました。

3つの観点からの分析

 ステップ1で抽出された栄光ブランドの属性のひとつに「多様性がある」というものがありますが、これを例にとって説明すると、以下のようになります。

便益の階層分析

 プロジェクトでは、その他6つの属性についても、便益の階層分析を行いました。下記がその結果です。

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この記事の著者

高 京樹(コウキョウジュ)

Grey Interactive Japan の部門責任者を経て、2000年にネットイヤーグループ株式会社に入社。ユーザー エクスペリエンスデザインセンターを創設し、事業の中核組織として成長させる。90年代初めから日本アイ・ビー・エム大和研究所、マルチメディアクリエーションセンターで、CD-ROM、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/07/27 10:00 https://markezine.jp/article/detail/1515

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