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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

面接中に突如隕石が降ってきたら!? “画質の良さ”を訴求する薄型TVのドッキリプロモーション

 「怒られ覚悟でやっているのか?」と尋ねたくなるLGのキャンペーン。今回もやってくれました。高解像度も重要なのですが、シチュエーションの破壊力も大事ですよね。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要
  • 時期:2013年
  • 国名:チリ
  • 企業/ブランド:LG
  • 業種:家電/デジタル機器

画質がいいにも、ほどがある!

 大手家電メーカーのLGが、84インチの薄型テレビを訴求するためにチリで実施したドッキリプロモーション。

 LGはこれまでもモニタの「画質の良さ・鮮明さ」をコミュニケートするために、様々なぶっ飛んだ企画を展開してきましたが、今回の施策も同様にその“意外性”から話題を呼んでいます。“What would you do in this situation? – LG Meteor Prank”と題された動画は、YouTubeで公開後、1週間で700万回以上再生されています。まずはこの動画を見ていきましょう。

 舞台は、就職の面接会場。事前に面接官の丁度後ろの壁にLGの大型モニタを内緒でセットしておきます。これで準備は完了。

 面接官の後ろにセットしたモニタには外の風景が鮮明に映し出されており、求職者にとってはそこには“モニタではなく大きな窓がある”ように見えています。

 しばらくは普通に面接が進んでいきます。

 面接が進行する中、突如窓の外(モニタの中)の左端が赤みを帯びてきます。

 よくよくモニタを見ると、左上から隕石が落ちてくる様子が映し出されており、この様子に気づいた求職者は“本当に隕石が窓の外に落ちてくる”と勘違いして大パニック。

 “隕石が墜落する様子”まで映し出されて、腰を抜かす求職者も。

 そして真っ暗になった面接会場の中を不安げに彷徨っている求職者のもとに、突如明かりをつけて面接官を含む仕掛け人たちが現れ、種明かしをするという流れでした。

 「就職の面接会場」という緊張感漂うシチュエーションを、ドッキリプロモーションの場所に選んだ本企画。ドッキリの被害者の中には、種明かしの後に激怒してすぐに帰った人もいたようです。

 モニタの“画質の良さと大きさ”を訴求するために、まさに「ここまでやるか!?」というプロモーションですね。日本でやったらかなり高い確率で色んなところから怒られそうです。。。

 LGのドッキリプロモーションに関心のある方は下記記事もご覧ください

動画はコチラ

 先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:AdGang

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/09/18 12:00 https://markezine.jp/article/detail/18489

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