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これからのマーケティングどうする?「Adobe Digital Marketing Summit 2014」

「重要なのは現状の把握とデータの統合」
Adobeが描くマーケティング分析の再創造と将来とは?


 3月25日~27日の3日間、米国ユタ州ソルトレイクシティで開催されたAdobe Digital Marketing Summit2014では、テーマとして「マーケティングの再創造」が掲げられた。この再創造とは具体的にどのようなものか、Adobe Analyticsのプロダクトマーケティングマネージャー、ネイト・スミス氏に話を聞くことができた。

現場で言うところの再創造とは?

ネイト・スミス氏"
Adobe Analyticsプロダクト
マーケティングマネージャー
ネイト・スミス氏

 MarkeZine編集部(以下編集部):今年のサミットは再創造がテーマですが、現場では具体的にどのようなことが言えますか?

 スミス氏:再創造というテーマで捉える場合、今までのマーケティングの方向と市場をどうとらえるか、視点を新たにする必要があります。

 今まではWebがあって、PCやモバイルがあって、アナリティクスがあると考えてきました。これからはどのようなチャネルであっても、オフラインでもオンラインでも一貫したカスタマービューを持ちチャネルに関わらず統合的に分析をしていくことが重要です。このような環境の中でマーケターはこれまでのマーケティング手法を改め、いわばマーケティングの再創造を行うことを求められています。

 

 編集部:では、現場で再創造を実現するために壁となっているものは何でしょうか?

 スミス氏:壁はいくつかありますが、最初に可視化の問題があります。マーケターは自分が何を知らないかを知らない、つまり自分の立ち位置に関する情報が見えていないのです。これを可視化する必要があります。

 2つ目がデータの統合という問題です。今、いろいろなデータソースからデータが集まっています。他の媒体からデータセットが入ってきても整合性を付けながら、分析対象の規模を拡張してゆくことが大切です。そのためにどうするか壁になっています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2015/06/18 16:06 https://markezine.jp/article/detail/19609

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