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ITベンダーだからこそ持てる視点、「マーケティングROIを最大化するためのDMP」とは?

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2014/06/20 14:00

 帳票・BIソフトウェアのベンダーとしてトップシェアを誇るウイングアーク1stは、マーケター視点のデータ分析・可視化ツール「MotionBoard Cloud for DMP」をリリースした。5月28日に行われた「MarkeZine Day 2014 Premium DMP」では、同社の中土井利行氏がITベンダーの視点から、DMPの運用効果の引き上げと経営資源の最適化について語った。

IT側から見たデータ活用の可能性

 100%国内資本のソフトウェアベンダーであるウイングアーク1stは、大手企業を中心に18,000社以上に導入されている帳票設計・帳票出力システム「SVF」や、「Dr.Sum EA」「MotionBoard」といったBI(ビジネス・インテリジェンス)・データ活用ソリューションを提供している。多岐に渡る企業における情報管理のコンサルティングを継続的に行いながら、現場のニーズに基づいたソフトウェアを開発してきた。

ウイングアーク1st株式会社 ソリューションビジネス推進部 中土井 利行(なかどい・としゆき)氏
ウイングアーク1st株式会社 ソリューションビジネス推進部 中土井 利行(なかどい・としゆき)氏

 「BIの観点から、帳票という紙の資料を時代の流れと共にデータに置き換え、それをいかに自由に扱うか研究を重ねてきました」と、中土井利行氏は話す。今回の講演では「一歩進んだDMP活用 ビッグデータ、オープンデータを活用したデータドリブンマーケティング」と題し、中土井氏よりプライベートDMPの分析・可視化ソリューション「MotionBoard Cloud for DMP」を活用した効率的かつ実用的なデータ分析が紹介された。

 マーケターが基幹業務システムを扱うことはそう多くないかもしれないが、ここで管理されている売上や生産、物流から財務会計までのデータは、ビジネスの成果そのものである。これらのデータを共通のデータウェアハウスで管理し、さらに各フェーズの効率をチェックして、限られた経営資源の最適配分を行うのがBIの概念だ。「私はここに、広告・マーケティングのフェーズも加わるべきだと考えています」と中土井氏は語る。

 その理由は、自社製品やサービスを知ってもらったり、顧客と関係を築いたりといったマーケティング活動の重要性が増したことにある。これまで企業の基幹業務といわれてきた『モノをつくって届ける』部分を分析するだけでは、最適な経営資源の投下ができなくなっているからだ。実際に、大手企業から最近「ビジネス全体における広告やマーケティング活動の成果を観測したい」という希望を受けることが増えているという。

DMPで経営資源の最適化を

 「広告やプロモーションはもちろん、営業担当者の活動そのものやCRMまでも、今や基幹業務といえます。あいにく現在、基幹業務管理システムと呼ばれるツールの中に、マーケティング活動に関するデータまで一貫して可視化し、分析できるものはありません。だからこそ、DMPが非常に大きな役割を果たすと考えています」と中土井氏。

 基幹業務管理を通して経営資源のROIを最大化することを、エンタープライズBIという。これに対して、DMPを通してマーケティングの各フェーズへの投資を最適化し、マーケティング活動のROIを最大化することを「マーケティングBI」と中土井氏は定義する。

 「これらを統合し、データを可視化して経営資源を最適配分する『マーケティング・リソース・プランニング(MRP)』という考え方を提案したい。DMPはDSPなど広告出稿の延長で必要性が語られることが多いですが、こういう使い方もできるのです」と中土井氏は語る。

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