SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

子供たちのほしい物ベスト3は「お金・いい成績・時間」―博報堂「子供調査」

 博報堂生活総合研究所は、小学4年生から中学2年生を対象に、1997年と2007年に行った調査の結果から、子供たちの生活行動や意識の違いを比較分析するレポートを発表した。

 その特徴から「アフターバブル・キッズ」(1992~97年生まれ)と「アメンボキッズ」(1982~87年生まれ)と名づけられた両者は、社会情勢や教育環境などの影響を受け、この10年でさまざまな変化を見せている。「欲しいものは何ですか?」という質問に対して、1位はいずれも「お金」。同じく2位は「いい成績」だが、その割合は44.9%から54.0%と1割も増えており、成績アップに対するプレッシャーを感じさせる。また、2007年で3位の「時間」は10年前の26.1%から35.5%に増加している。

 「もっと増やしたい時間は?」に対する回答のトップ3は、「睡眠時間」「友達とすごす時間」「ぼんやりすごす時間」。「テレビゲームをする時間」は10年前から10.1%マイナスの19.8%にとどまった。こうした状況からか、「時間的ゆとりがない」と感じている子供の割合は41.6%に達している。

 交友関係を見ると、友達の数は51人から67人に増加しており、子供たちがもっと知りたいことのトップは「友達の話」(48.1%) で、「音楽や歌手の話」「スポーツの話」を上回っている。また、「感動して涙を流すのは?」という問いには約85%が、映画、ドラマ、本を挙げ、「学校行事など実体験」は13.6%にとどまっている。

 「年齢やお金、時間を考えずに、親にしかられることもないとしたら、今何をしてみたいか」という質問については、「デパートで好きなものを買う」「毎日遊園地で遊ぶ」「好きなスポーツをし続ける」という選択肢が上位に並んだが、10年で最も大きく伸びたのは「山のように本を買って読み続ける」(22.8%)。「好きな楽器を演奏しつづける」「彫刻したり絵画や小説を書き続ける」という回答も見られた。

博報堂生活総合研究所「子供の生活10年変化」~「アフターバブル・キッズ徹底調査結果発表」(PDF)

博報堂総合生活研究所

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/11/01 16:20 https://markezine.jp/article/detail/2048

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング