SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ECzineピックアップ

買い手と売り手から見た「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違いとは?


 数あるモールの中から自分に最適なものを選ぶ方法を伝授します。今回は「Amazon」を掘り下げます。

平均年収高めの男性がユーザー? Amazon.co.jp

 第2回目のコラムでは、「楽天市場」のプランを選び方のコツを紹介しましたが、次に売上規模の大きいマーケットとして、見逃せないのが「Amazon.co.jp」。

 第1回目のコラムで書いたとおり、売上規模は「楽天市場」の約半分の規模。このコラムの読者でも、利用者は多いのではないでしょうか。もしかしたら、「楽天市場」より「Amazon.co.jp」の利用頻度のほうが高いかもしれません。

 というのも、「Amazon.co.jp」は、「Amazon.com」と同じく書籍の販売からスタートしているため、本を読むユーザーが多いのです。他のモールと比較して、男性比率が高く、購入者の平均年収は、日本の平均よりかなり高いと言われています。

 ECZineのようなWebマガジンを読んでいる人は、本を読む人が多いのでは……と思い書いてみたのですが、当たっていたらぜひ、「いいね!」を押してください(笑)

 とはいえ、最近の「Amazon.co.jp」では、電子書籍や漫画、ゲームの販売も好調。2012年には、配送料無料でAmazonギフト券と引き換えられるゲーム、DVD、CDの買取サービスもスタートし、代金引換やコンビニ払いにも積極的に対応。若年層の利用が急増しているため、ユーザー層もどんどん変化していくことでしょう。

「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違い

 ユーザーごと、頻繁に買う商品のジャンルが異なるため、簡単に真っ二つに分けることは難しいですが、衝動買いしやすいのが「楽天市場」であり、指名買いしやすいのが「Amazon.co.jp」と言えるかと思います。

 オフラインの世界で例えると、前者が「イトーヨーカドー」や「AEON」などのスーパー、後者が「東急ハンズ」や「LOFT」、ホームセンターなどをイメージすると分かりやすいでしょうか。

 前者は、日常生活の中でふらっと立ち寄って、「今日のおかず」を考えながら買い物しますが、後者は、ネジ1本や決めたメーカーの商品などがあるのを前提に買いに行くと思います。

 ですから、「楽天市場」は食品やファッションなど、特に女性が好むものに強いです。一方「Amazon.co.jp」は、マンガ本やゲーム、家電、パソコンや周辺機器が強いという結果になります。テレビで知ったスイーツを「Amazon.co.jp」で探そうという人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

 ただ、書籍からスタートした「Amazon.co.jp」も食品や化粧品、ペット用品なども増えて、10を超えるカテゴリに成長しています。また、「javari」という靴をメインとしたファッションサイトも運営、出店案内資料によると2013年には、月間4,500万人と日本の人口の3人に1人が訪問しているようです。数年後には、Kindleで買ったレシピ本や雑誌から直接、食材やスイーツを購入する人が増え、さらに進化している可能性も考えられます。

 では、買い手ではなく、売り手としての違いは何でしょうか?(続きはECzineで

【関連記事】
買い手と売り手から見た「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違いとは?
Yahoo!ショッピングに出店すべきか 儲けとスマホ対応から考える
主要3モールに出店したら知っておきたい DeNA、Qoo10、YAMADA、ポンパレモールはここが違う!
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ECzineピックアップ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

日本ECサービス株式会社 代表取締役 ECマーケター 清水 将平(シミズ ショウヘイ)

日本ECサービス株式会社 代表取締役、ECマーケター。JECCICAジャパンEコマースコンサルタント協会 特別講師。 1975年生まれ。関西大学商学部卒業後、株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)にてサポート部門の責任者を務め、各専門誌でサポート満足度No.1を獲得。1年間のカナダに滞在し、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/10/29 11:36 https://markezine.jp/article/detail/21165

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング