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Facebook広告活用企業特集

CPA50%ダウンを実現した単品通販企業のFacebook活用術【第8弾:ライスフォース】


 Facebook広告活用事例を紹介する本連載。第8弾となる今回は、香川県に本社を置くアイムの化粧品ブランド「RICE FORCE」の成功事例を紹介する。生活者のスマートフォンシフトが急速に進む中、単品通販企業がFacebookのプラットフォームを活用していかに売上を上げ、事業を成長させていくのか。その秘訣に迫った。

ウェブへとマーケティング施策の舵を切ったライスフォース

 「RICE FORCE」(以下、ライスフォース)という化粧品ブランドをご存じだろうか。ブランド名の通り、お米からできた化粧品だ。四国に本社を構えるアイムが提供しているライズフォースは、国境を越えて世界41か国にユーザーが広がっている。

キレイな青色のボトルが印象的なライスフォース◎

 今年で15周年を迎えるライスフォースだが、「最初の5年間はなかなか売上が伸びずに苦労しました」と、アイム 販売促進部 オンラインマーケティング課 ディレクターの十鳥晶子氏は語る。そんなライスフォースの顧客層を急激に拡大するターニングポイントとなったのが、テレビショッピング、いわゆるインフォマーシャル施策だった。「当時はテレビショッピングを機に購入いただいた方が多かったこともあり、年齢層が高めのお客様が中心でした」と十鳥氏。

 しかしながらテレビショッピングの競合が増えていく中で、費用対効果の高いウェブへとマーケティング施策の舵を切っていった。そして新たに挑戦したウェブ施策の一つがFacebookだった。

マーケティング施策の中で、大きな一角を担うFacebook広告

 インフォマーシャルからウェブへと、マーケティング施策の舵を切った同社。出稿媒体を変えたことで、顧客層に変化はあったのだろうか。

 「基本的に商品自体は、20代から80代まで、家族3世代で使っているお客様もいらっしゃいます。ただ、ウェブ経由で獲得できている層は主にインフォマーシャル施策を行っていた頃と比較して若いですね」(十鳥氏)

株式会社アイム 販売促進部 オンラインマーケティング課 ディレクター 十鳥晶子氏

 そしてウェブ広告の施策としては、純広告、SEO/SEM、アフィリエイトなど全般的に取り組んでいる中で、大きな一角を担っているのがFacebook広告だという。

Facebookページの運用で築いてきた顧客とのコミュニケーションの下地

 ライスフォースは、Facebookのユーザーが500万人に満たなかった2010年にFacebookページを早々に開設し、運用してきた歴史を持つ。初期からFacebookページを運用していたことが、Facebook広告を活用する後押しになったという。

 「Facebookページの取り組みも、他社に先駆けて取り組んできました。目的はお客様とのコミュニケーションです。その下地があったからこそ、特に抵抗なくFacebook広告を使うことができました。お客様とのコミュニケーションのベースとして今もFacebookページの運用は続けています。それにプラスオンするイメージで、Facebook広告を活用しています」(十鳥氏)

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この記事の著者

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケティング専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、雑誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新ビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは2児の母。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/05/12 17:08 https://markezine.jp/article/detail/21553

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