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今日からはじめるアフィリエイトマーケティング実践講座

第5回 プログラム設定&アフィリエイトリクルーティング(後編)

「質の高いアフィリエイトサイトと提携したい」と思っていても、登録して待っているだけではなかなか集まってくれません。なぜならば恋愛と一緒で、理想のパートナーとめぐり合うためには「攻め」の姿勢が必要なのだからです。今回は理想のアフィリエイトサイトとめぐりあうための、アプローチ手法を伝授します。

アフィリエイトサイトの初期リクルーティング

 「プログラム開始の準備も万端。オープニングキャンペーンでコミッションも通常時より高めに設定したし、あとはスタートしてアフィリエイトサイトから提携申請が来るのを待つのみ!」

 しかし、この段階で、何とか時間をひねりだしてやっておきたい作業がまだあるのです。自社のパートナー候補としてどんなサイトが想定されるかを考えながら、プログラム開始直後に提携依頼のラブコールを送れるよう、「こことは提携したい」というサイトをリストアップする作業です。

 「ECサイトはアフィリエイトサイトが提携申請をしてくるのを待っていればいいんじゃないの?」もちろんそれも間違っていないですし、待っていてもいいでしょう。開始直後はASPが全アフィリエイトサイトに向けて行う告知もありますし、それなりの数のサイトと提携できると思います。しかし、ASPが発信する告知メールをきちんと読んで提携を申請してくれるサイトは、ごく一部だと考えたほうがいいでしょう。理想のパートナーになるかもしれない相性抜群のサイトが100サイトあったとして、そのうち一体どれだけのサイトが提携申請してくれると思いますか? 恋愛と一緒、待っていては始まりません。機会を逃さず「攻め」の姿勢で行きましょう!

プログラム開始時はリクルーティングの好機!

 さて、「プログラム開始」はひとつのいい機会です。開始時あるいは開始直後に即「始めました」とアピールすると、インパクトはまったく違うものです。オープニングの記念企画として、期間限定の特別コミッションを設定するのも自然です。

 また、自社との関連性が強い、そのジャンルでは有名な専門サイトが口火を切って提携してリンクを張ってくれれば、その他のサイトも追随して提携してくれるという波及効果が期待できます。ASPから届くメールは見落としていても、仲間サイトに張られている新しいECサイトのバナーに「おっ」と気づいてくれる可能性は高いです。

 アフィリエイトの普及により、ネットサーフィンをしていると至る所でアフィリエイトのリンクを見かけるようになりました。同じテーマを扱っているサイトは、相互リンク等を通じて運営者同士も互いに行き来していることが多いです。特にブログ時代の今は、同じジャンルであったり属性のサイト運営者同士の交流は非常に盛んになっています。

 筆者も、仲間サイトや興味あるテーマの個人サイトを訪れた時に、新しいアフィリエイトリンクを発見して「あっ、この企業もアフィリエイトプログラムを開始していたのか」と気付き、どのASPを利用しているのか調べ、提携を申請することがよくあります。開始したばかりの「手垢がついていない」プログラムは、アフィリエイトサイトにとって魅力的です。そんな点からも「始めが肝心」なのです。

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この記事の著者

和田 亜希子(ワダ アキコ)

1994年早稲田大学政治経済学部卒。住友銀行、ライコスジャパン(検索エンジン)、カレン(メールマーケ支援)を経て2001年独立。アフィリエイトASP「LinkShare」からの受託で、個人アフィリエイト支援業務やアフィリエイトコンテストの開催に携わり、またECサイトのアフィリエイト導入やアフィリエイト・リレーションシップ・マネジメント(ARM)にも従事している。1999年に立ち上げた日本で最初のアフィリエイト専門情報サイ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/10/06 12:00 https://markezine.jp/article/detail/232

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