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10のメディア運営・月間500本記事掲載を1人で行う、チケットキャンプ流ランサーズ活用術

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2016/01/06 10:00

 音楽や演劇、スポーツなどの各種チケットをCtoCで売り買いできるフリマサービス「チケットキャンプ」を運営するフンザでは、「ジャニーズ通信」「宝塚歌劇倶楽部」など計10種類のテーマ別メディアを展開。ランサーズの法人向けディレクションサービスを利用し、各カテゴリに精通した質の高いライター陣によって、月に500本もの記事を掲載している。フンザのオウンドメディア戦略について、経営企画室 室長の寺谷祐樹氏とメディア運営を担当するメディア部 マネージャーの篠田さや乃氏にお話をうかがった。

ユーザー500万人、国内最大規模のチケットフリマサービス

MarkeZine編集部(以下、MZ):コンテンツマーケティングは、潜在顧客の発掘やファンの醸成などの効果が見込めますが、質の高いコンテンツをコンスタントに発信し続けることは簡単ではありません。フンザでは、自社運営メディアで月に500本もの記事を掲載しているとのことで、今回はその成功の秘訣をうかがいたいと思います。

 まずは、会社とサービスの概要を教えてください。

株式会社フンザ 経営企画室 室長 寺谷祐樹氏

寺谷:当社は2013年3月に、CtoCのチケットフリマサービス「チケットキャンプ」事業を軸に創業し、2015年にミクシィの100%子会社となりました。「チケットキャンプ」は現在、月間利用者数500万人、月次流通総額(一か月でチケットが取引された金額)は26.5億円(※2015年9月時点)と、国内最大の規模に成長しています。

MZ:サービスの特徴は、どのような点でしょうか?

寺谷:大きくは2つあります。ひとつは、チケットの価格が定価以下の場合、取引手数料が無料になる点ですね。もうひとつは、公演当日でも取引が可能な点です。チケットは駅やイベント会場などで受け渡しをして、代金のやり取りは当社が代行しますので、安全に取引が行えます。

 当社の目的は、売りたい人と買いたい人のマッチングによってライブなどの空席を減らし、エンターテインメント業界に貢献することです。値下げ交渉も禁止していて、ユーザーに気持ちよく取引してもらえる環境を重視しています。

チケットキャンプ

記事の「質×量」を担保することが課題に

MZ:ユーザーには、どのような人が多いのでしょうか?

寺谷:男女比はほぼ半々、女性がやや多いですね。年齢層は、若い人が中心と思われがちですが、実は20~60代までと幅広く、偏りはありません。

MZ:現在オウンドメディアとして、ジャニーズや宝塚などテーマ別に合計10種類のメディアを展開されています。ユーザー参加型の投票企画や、ファンのツイートを埋め込むなど、一本一本の記事がとても充実していますね。メディア運営のきっかけは何だったのですか?

寺谷:当社のユーザーは、当然ながらライブやコンサートに興味がある人が大半です。そこで、好きなアーティストやライブ情報など旬なコンテンツを提供し、間接的にチケットキャンプへの接点を増やすことを目的に、最初は「ライブフリーク」というひとつのメディアを開設しました。そこからアニメ、演劇など専門分野を独立させ、現在の形になりました。

ライブフリーク

MZ:特化型のメディアには、よりコアなファンが集まりそうですね。当時の課題はどのようなことでしたか?

寺谷:全体の記事数を導入前の掲載記事数の1.5~2倍にしたかったのですが、そのコアなファンの期待に応えること、それからSEOの評価の上でも、質にこだわった記事を量産することが課題でした。当時、委託していた別のクラウドソーシングサービスでは質と量の担保が難しかったのですが、ランサーズの法人向けディレクションサービスを利用したことで、それぞれのテーマに精通したライターさんに依頼できるようになったのです。


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