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博報堂DYデジタル、博報堂DYMP、シナラ、CMの接触・非接触推定しターゲティング行う広告を提供へ

 博報堂DYデジタルと博報堂DYメディアパートナーズ、シナラシステムズジャパン(以下、シナラ)は共同で、パートナー事業者が保有するビッグデータを活用したメディアサービスの開発を開始した。

 第一弾として、匿名化処理を十分に施した行動データを基に、テレビCMに接触しにくい層、接触しやすい層を推定し、それらの層に対してターゲティングを行った上で広告を配信することができるサービスをリリースした。

 これまで、行動データを活用した広告配信は、広告活用に対して許諾を取っている特定のスマートフォンのアプリが起動されたタイミングや、広告配信時に取得される位置情報データなどの少量かつ断片的なデータを主に活用していたため、生活者のリアルライフを推計した上でターゲティングを行い、広告を配信することには限界があった。

 この課題に対して、シナラの提供するデータ仲介プラットフォームに参画するパートナー事業者が保有する匿名化処理を十分に施したビッグデータを活用することにより、プライバシーを保護した上で生活者の行動を推計することが可能になり、高度なターゲティングを行い、広告配信できる。

 博報堂DYデジタルは、シナラと共同で研究を行い、このようなビッグデータを活用して、テレビを視聴する習慣が少なくテレビCMに接触しにくい層や、反対にテレビを視聴する習慣がありテレビCMに接触しやすい層を推定する技術を開発した。

 これにより広告主は、シナラの広告配信プラットフォームを通じてターゲティング広告を配信することで、テレビCMに接触しにくい層へのリーチやテレビCMに接触しやすい層への補完として、より効果的な広告訴求が可能になる。

 今後、博報堂DYメディアパートナーズは、シナラのプラットフォームと博報堂DYホールディングスマーケティング・テクノロジー・センターが開発した屋外広告や交通広告を連携したメディアサービスを開発する予定。同サービスでは、GPSやWiFi、iBeaconなどのセンサー情報や過去の行動履歴等に基づいて配信する情報を変更するなど、屋外での情報配信に対して高い自由度と柔軟性を実現することができる屋外情報配信プラットフォームを活用する。

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2016/09/01 09:30 https://markezine.jp/article/detail/25114

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