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生活者データバンク

ヘルスケア市場の戦略的アウトカム・シフトとは

 昨今の生活者の健康に対する意識の高まりとともに注目が集まるヘルスケア市場。本記事では、ヘルスケア市場で重要度が高まっている「アウトカム」がもたらす市場の変化、その変化に対しヘルスケア市場でビジネスをする企業がどのような対応をすべきか解説する。

※本記事は、2021年1月25日刊行の定期誌『MarkeZine』61号に掲載したものです。

ヘルスケア市場のアウトカムとは

 ヘルスケア市場で「アウトカム」の重要度が高まっている。アウトカムとは、アウトプット(過程の成果物)と違い、インプットの結果として最終的に得られた成果のことである。アウトカムを説明する際には、「ドリルを買いに来た人が欲しいのは、ドリルではなく穴である」という有名な格言が引用されることが多い。改めて、ヘルスケア市場のアウトカムとは「生活者の健康」への貢献である。

 当たり前のことに感じる方もいるかもしれないが、生活者に商品やサービスを提供する過程ではなく、最終的な生活者の健康への貢献を起点とした考え方にシフトすることが、これからのヘルスケアビジネスの成功、ひいては、持続的で健康な社会の実現に向けた大きなカギとなっている。本稿では、ヘルスケア市場におけるアウトカム(生活者の健康)・シフトの現状と未来を構造的に捉えていく。

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アウトカムの二大潮流

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この記事の著者

田中 勇吉(タナカ ユウキチ)

株式会社インテージ コンサルティング部 コンサルティング・マネージャー コンサルティング会社二社及び現職で、主にヘルスケア、情報・通信サービス業界の事業戦略、海外進出、M&Aをテーマに多数プロジェクトに従事。規制・技術環境の変化や生活者ベネフィットを起点とする業界横断の市場分析から、既存事...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

小森谷 祥明(コモリヤ ヨシアキ)

株式会社インテージヘルスケア データ・サイエンス事業部 医療経済・アウトカムリサーチ室 アソシエイトディレクター インテージグループ各社で、官公庁・地方公共団体・研究機関等の様々な政策課題解決のための企画提案、調査・研究等の実施、各種計画策定、政策・施策等の立案を行う。近年は健康・医療・ヘルスケ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/01/29 09:21 https://markezine.jp/article/detail/35332

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