SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

生活者データバンク

ミレニアル世代の夫婦に見る新しい日常

 本記事では、コロナ禍におけるミレニアル世代家庭の新しい日常をデータをもとに考察します。

※本記事は、2021年8月25日刊行の定期誌『MarkeZine』68号に掲載したものです。

新しい日常を先取りするミレニアル世代夫婦

 長びくコロナ禍。外出自粛や在宅勤務の普及により、家の中で過ごす時間が増えています。インテージが収集している家中での食事に関するデータでも内食率は以前と比較して高いまま推移しています。

 家中時間の増加により、夫婦や家族の役割にも変化が生じています。内食率の変化は料理や皿洗いの機会の増加につながっています。また、買い物回数も増えています。そのため、コロナ禍において「夫婦や家族の間で料理や片付け、買い物などの家事の分担を見直した」という話をよく聞きます。従来の枠組みや役割に囚われることなく、その時々の環境に合わせて柔軟に切り替える。そうした意識や価値観が、新しい日常を生み出しているのかもしれません。

 そのような環境下において「新しい日常」を先取りしている世代がいることを感じています。スーパーなどに買い物に行くとメニューや味付けなどを話題に夫婦で仲よく食材や鍋のスープの素を選ぶ姿を目にするようになりました。パパと子どもたちだけで楽しそうに買い物をする姿を目にすることも増えたように思います。服装や子どもの年齢などから、多くの夫婦がおそらく30代くらいであることが推察できます。

 ミレニアル世代も結婚してすっかり家庭を営む世代になりました。ミレニアル世代は1980〜2000年頃に生まれ、新型コロナの感染拡大が発生した2020年には20〜40歳というライフステージの変化が最も豊かな人生のときを迎えている世代です。今回はミレニアル世代同士の夫婦や家族の姿について、弊社が保有する膨大な定量データから浮かび上がらせてみたいと思います。

 ミレニアル世代の定義については多少の前後を含めて諸説ありますが、本分析では「30代」にフォーカスし、「30代ミレニアル夫婦+子どもあり」の夫や妻、さらにはその家庭の実態に迫りたいと思います。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!初月1円キャンペーン中!

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
ミレニアル世代の家庭:妻側からのプロファイリング

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
生活者データバンク連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

田中 宏昌(タナカ ヒロマサ)

株式会社インテージ 生活者研究センター センター長 1992年、電通リサーチに入社。1994年から電通の生活者データベース「d-camp」の開発に参画。2012年まで電通内の電通総研、消費者研究センターなど、社会および消費者研究セクションに駐在して社会潮流や生活者理解を起点に、さまざまな業界業種にお...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/08/27 09:30 https://markezine.jp/article/detail/37075

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング