SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】プロに学ぶいい構図の作り方


 普段、「このへんかな」と感覚で行っているズームレンズの操作。実はこれ、不要なものを削除したり、必要なものを足したりという、画面構成の作業なんです。本当にかっこういいところで「このへんかな」ができるようになる、プロのノウハウを伝授します。【バックナンバーは こちらから!】

不要なものを削除して画面を作る

 目に映るすべての場面を、そのまま撮影することは稀(まれ)です。多くの場合、ある一部分を「撮影する対象」として設定し、そこから不要なものを削除して、画面を構成していきます。画面構成をたとえて、「写真は引き算、足し算」と表現したりしますが、この作業が「引き算」に当たります。

 たとえば、ズームレンズを使い、少しずつ被写体に寄っていく行為がそれにあたります。フレーム内にある不要なものを削除し、画面を整えているわけです。

 では、具体的に「引き算」で、画面を構成する方法を説明しましょう。まずは大雑把に、目に映る場面から被写体となる部分を決め、フレームに入れます。大まかなフレーム位置が決まったら、さらに画面の隅々までチェックし、不要なものがあれば、フレームに入らないよう微調整します。

 時間をかけて撮影できる場合は、じっくりと考えながら、省くものを決めます。何か1つ省いただけで、写真の印象が大きく変わる場合も、少なくありません。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
レンズを引くか、物を置くか

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/07/14 10:47 https://markezine.jp/article/detail/4422

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング