SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

KDDI、録画番組の重要シーンをカメラアングルなどから検出する技術を開発

 ハードディスクレコーダーの普及によって、録画した番組を好きな時間に楽しむタイムシフト視聴が定着しているが、時間がないために再生していない番組がたまっているという人も多い。そのため、番組全編ではなく重要なシーンだけを楽しむために検出技術が開発されてきた。例えばサッカーの中継では、「ゴールの後に歓声が上がる」などのパターンの検出によって重要シーンを検出する試みもあったが、ホームとアウェーではゴール後の歓声の大きさが違うことなどから、高い精度を達成することは困難だった。

番組や番組内のシーンを、サムネイルで簡単に検索することができる

 今回、KDDI研究所が開発した技術は、商品や店舗などの重要情報を明確に紹介したい意図のある番組を対象とし、映像コンテンツの制作者が強調したい重要シーンを、撮影時のカメラワークや、カメラアングルなどの制作技法から自動的に検出するもの。

 複数のテレビ番組(バラエティ番組や紀行番組など)に対して、重要シーンの自動検出実験を行った結果、各番組の公式ホームページなどを参考に作成した正解シーン(料理や店舗など)との一致度は、平均して約86%に達したという。

 この技術を使って、番組中の重要シーンを小サイズ静止画像(サムネイル画像)で列挙することによって番組内部の検索が直感的に行えるようになり、携帯電話のような小さい画面でも、番組の情報を提供することが可能になる。

【関連記事】
「春ドラマ人気ランキング」総合1位は「BOSS」、録画予約数1位は「MR.BRAIN」
最速「iPhone 3G S」、ビデオ録画・編集やボイスコントロールも楽しめるパワフルな端末に
1週間分の全テレビ番組・CMを録画するテレビシステム「SPIDER zero」 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/09/28 14:40 https://markezine.jp/article/detail/8464

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング