ディーツー コミュニケーションズは、プライベートで使用するスマートフォンをもっている15~69歳の男女を対象に1月下旬に調査を行い、642件の回答を得た。スマートフォンを利用するようになって、外出先や移動中にインターネットを利用する頻度が「増えた」と答えた人は7割近くに達している。
3か月以内にアプリをダウンロードしている人は86.0%で、男女ともに80%を超えている。最もアプリをダウンロードしているのは、15~19歳の女性で96.2%に達している。また、スマートフォンのタイプ別では、AndroidユーザーがiPhoneユーザーをわずかに上回っている。
有料アプリケーションに限定すると、ダウンロードしたユーザーの割合は47.6%と下がる。その中で、20~29歳の男性が57.7%と最も高い数値を示した。スマートフォンのタイプ別では、iPhoneユーザー(62.3%)が、Androidユーザー(35.8%)を大きく上回った。
有料アプリの平均ダウンロード数は3か月間で2.9個。3か月間に有料アプリケーションを購入した合計金額は平均で約1200円となった。男性は女性の倍近い金額を使っている。また、有料アプリのダウンロード率でAndroidを圧倒したiPhoneユーザーだが、合計金額の平均ではそれほど大きな差はついていない。
スマートフォン向け広告の閲覧経験率とクリック率は、「ウェブサイトに表示されるバナー広告」が最も高く、「検索サイト上で、検索ワードに関連した文字広告」「アプリケーション上に表示されるバナー広告」が続いた。
【関連記事】
・au、Androidスマートフォン向け電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」
・「うつくしいくらしかた研究所」アプリを買うと教材も届く学習体験ツールを販売
・レディ・ガガとソーシャルゲームのZyngaが提携か