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AOL、テレビのターゲティングと分析を一気通貫で可能に

 AOLグループ傘下でプログラマティックバイイングやデジタルマーケティングを担うAOL Platformsは29日、テレビのターゲティングと分析を一気通貫で行うことができるテクノロジーが利用可能になったと発表した。これによって広告主とエージェンシーはテレビメディアへの投資のより深い理解を得られるだけでなく、テレビを通じて、より予測可能な、ターゲティングされた、効果的な方法によって求める消費者にリーチすることができる。

 マーケターは自社のファーストパーティデータを、あらゆるテレビメディア環境における、ターゲティング、プラニング、最適化、測定、アトリビューションにシームレスに用いることが可能になる。このプラットフォームは、独自の視聴率評価指標「tRatio」によって、個々のネットワークや放送時間帯、番組がいかに正確にターゲティングされているかを評価。マーケターは、何百ものサイコグラフィック、購買行動、関心属性、そして消費者の反応の予測を多角的に比較して、ターゲティングすることができる。

 従来のテレビ番組放送向けのプラットフォームでは、匿名化された顧客プロファイルを広告主のファーストパーティデータから作り出し、40万以上の異なるテレビ番組放送のオーディエンスのプロファイルと自動的に比較。今後はさらに進化したテレビのターゲティングと分析との統合へと向かう。

 テレビターゲティングとアナリティクスの技術、およびtRatioは特許を取得。AOL Platformsはさらにオープンなアーキテクチャの構築を推進し、テレビメディアのバイイングのためのデータのエクスポートを可能にする。また、AOL PlatformsはIPGの主要なテクノロジーパートナーとなり、来年には広告費の50%を自動化するという目標へ向かって前進を続けるとしている。

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2014/09/30 14:00 https://markezine.jp/article/detail/20993

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