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マイクロアド、CCCが保有する実店舗の購買データを活用した広告配信開始へ

 マイクロアドと、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)の100%子会社であるCCCマーケティングは、このたび業務提携に合意した。そして2015年1月より、マイクロアドが提供するDSP「MicroAd BLADE」において、CCC及びCCCマーケティングが保有する実店舗の購買者カテゴリデータを用いた広告配信サービスの提供を開始する。

 これまでマイクロアドは、国内インターネットユーザーの85%以上にあたる約6,500万人についての1日100億件を超えるユーザー行動データを駆使して、広告配信の最適化を追求してきた。一方、CCC及びCCCマーケティングは、日本の総人口の4割にあたる5,111万人(名寄せ後の利用会員数)が利用し、29万店舗を超える生活に密着した幅広い分野で利用可能な日本最大の共通ポイントサービス「Tポイント」のデータを活用したデータベース・マーケティングを展開している。

 同サービスの提供開始により、CCC及びCCCマーケティングが保有する実店舗の購買から推計した志向性データやライフスタイルデータ等を「MicroAd BLADE」上で活用することが可能に。今までのWEB行動データだけでは実現できなかったカテゴリを生成した広告配信を実現する。さらに、実店舗の購買から推計した志向性データとWEBの行動データを掛け合わせて配信することも可能に。広告主が訴求したいターゲット層を新たな視点で選定でき、効率的な広告配信を実現する。

 また、データの取り扱いについては上記の図を参照。各社ともに本取り組みにおいて使用するデータを他のデータと照合するなど識別性・特定性を高めたり、グループ会社を含む第三者への提供は行はない。両社間の契約もこれに沿った義務・制限を反映したものとなっている。

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MarkeZine(マーケジン)
2014/12/03 11:45 https://markezine.jp/article/detail/21522

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