オプトが開発したマッチングシステムは、雑誌の特性(発行エリア・読者属性・カテゴリ・発行部数など)、過去に掲載したアフィリエイト広告の成果実績と、広告主が指定した掲載条件をアルゴリズムでマッチングさせ、より相性の良い雑誌と広告の組み合わせを抽出する。
同社は、2006年10月から全国のタウン誌・フリーペーパー向けにアフィリエイト広告の配信ネットワークを構築・運営しており、全雑誌に同一の広告メニューを配信していたが、マッチングシステム導入によって、各雑誌ごとに相性の良い広告メニューの選別・推奨が可能となる。サービス名称も「FiVE(ファイヴ)」と改めて提供を開始する。
「FiVE」では、広告主が掲載条件やターゲット属性、成果単価などを指定して広告原稿を登録すると、相性の良い媒体に優先的に広告原稿を推奨する。媒体が掲載広告を決定すると、媒体ごとにオリジナルの電話番号、URL、QRコードを記載した原稿データを作成して掲載。広告を見たユーザーからの問合せは、専用サーバーで集計し、広告主は成果単価×問合せ件数分の広告料金を媒体に支払うしくみとなっている。
オプトは、このシステム導入によって、アフィリエイト広告の効果を向上させることが可能になるとして、2008年の売上げ目標を3億円としている。
【関連リンク】
プレスリリース:「オプト、タウン誌・フリーペーパー向けアフィリエイト広告のマッチングシステムを開発」(PDF)
・FiVE 専用サイト