フェイスブック社は、これまで8か国で展開していたインスタグラムの広告配信を、9月30日までに全世界で展開することを発表した。日本では、2015年5月よりインスタグラム広告の取り扱いが開始されていたが、今回新たに広告機能の追加と、利用可能な広告形式が増強される。
新機能
- 広告コンテンツに映画的な雰囲気を加味できる「“横長”写真または動画」
- 豊かなストーリーテリングが可能な「最大30秒の動画広告」
- 短期間で認知向上とリーチを図ることが可能な新プレミアム広告「マーキー」
- インスタグラムとフェイスブックを横断したキャンペーンの効果最大化ツール
日本で利用可能となる広告
- ダイレクトレスポンス型広告:ウェブサイトからの登録や商品の購入、アプリのダウンロードなど直接的な行動の促進が可能
- カルーセル広告:複数の写真広告をスライドショー式で展開。2枚目以降の写真にリンクボタンが設置でき、ブランドのサイトへと誘導することが可能
新広告形式の導入による効果は既に出ている。例えば、「米国ギルト・グループ」は、新規の顧客獲得のために、インスタグラムの広告キャンペーンを実施したところ、アプリのインストール率を85%上昇させた。また、オンラインショップ「Made.com」は、通常のベンチマークを10%超すオーダー金額を記録している。
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