SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

中古ゴルフクラブ市場で圧倒的シェアを誇るゴルフパートナーが、サイト内検索を強化した理由

 国内中古ゴルフクラブ市場で3分の2のシェアを誇る(矢野経済研究所調べ、2016年)総合ゴルフショップ「ゴルフパートナー」は、ECサイトのリニューアルにともない、サイト内検索エンジンを刷新。ZETAが提供する「ZETA SEARCH」を導入し、検索機能の強化を図った。ゴルフパートナーは、どのような課題を解決するために「ZETA SEARCH」を導入したのか、また導入後はどのような成果を得られたのか。両社の導入担当者に聞いた。

システム老朽化をきっかけにリプレイスを検討

Markezine編集部(以下、MZ):まず、今回ZETAのサイト内検索・EC商品検索エンジン「ZETA SEARCH」導入に至った経緯について伺います。導入前のゴルフパートナーでは、どのような課題を抱えていたのでしょうか。

株式会社ゴルフパートナー システム・EC本部 eコマース事業部 ビジネス開発課 課長 久保田 努氏
株式会社ゴルフパートナー システム・EC本部 eコマース事業部 ビジネス開発課 課長 久保田 努氏

久保田:ECサイトのシステム老朽化が進んでおり、入れ替えが必要な時期を迎えていたのがきっかけですね。また、旧ECサイトの検索能力が低く、長年改善したいと考えていたので、これを機にリプレイスしようと決断しました。

 リプレイス時に他複数社も交えてコンペを実施したのですが、全社から提案を頂いた時点でほぼZETAさんに決まっていましたね。我々の中でやりたいことが明確だったので、どこであればその要望が叶えられるかを基準に選定したのですが、最も理想的な形で実現できるのがZETAさんだったんです。

 また、営業担当の中川さんの提案も良かった。中川さんは、コンペ企業の中で唯一「御社の課題に対してこのように解決できます」という、我々の目的に合わせた内容に仕上げてくれました。

中川:当社の製品はパッケージで提供しているものではないので、お客様の課題に合わせていかようにも提案できます。今回のコンペでは久保田さんから事前にやりたいことのリストもいただいていたので、こちらとしても非常に提案が行いやすかったです。

ZETA株式会社 エンタープライズ事業部 中川 茜氏
ZETA株式会社 エンタープライズ事業部 セールスグループ リーダー 中川 茜氏

求められるは膨大なデータの制御

MZ:ゴルフパートナーの中での要望とは、具体的にどのようなものだったのでしょうか。

久保田:当社のECサイトには30万点の商品があります。ゴルフ用品はカスタムパーツが非常に多く、カテゴリも多岐にわたります。商品IDも膨大になるため、それを制御できるようにしたいと考えていました。

 また、当社では実店舗とECサイトの在庫を連動させているため、膨大なデータを高速処理できるかどうかも重要なポイントでした。

中川:中古品を扱う場合、新品に比べてデータの取り扱いに関する難易度が一気に高くなります。なぜならば、中古品の場合は1つの品番に対し複数の商品IDが付くからです。中古品は同じ商品でもそれぞれ状態が異なりますよね。まったく同じ商品はないので、別個の商品としてIDを登録する必要があります。在庫の数だけ商品IDを生成されるので、データ量も増え複雑になっていきます。

「ZETA SEARCH」の導入により、詳細な項目での検索が可能に

MZ:ちなみに、なぜ「ZETA SEARCH」であれば要望が叶えられると思ったのでしょうか。

久保田:「ZETA SEARCH」が様々な業界のリーディングカンパニーのECに導入されているからですね。それだけ、情報の制御と処理速度に対して信頼があるのだろうと思いましたし、老朽化しにくい仕様になっているのも魅力的でした。

山崎:我々はお客様の負担をできる限り減らせるよう、当社のエンジン部分に関しては5年後10年後でも問題なく利用できる仕様にしています。また、エンジニアによるチューニングも適宜行わせていただくので、導入から数年経っても利用者のニーズに合わせた検索結果を表示することができます。

次のページ
15年越しに実装したい機能を提供できるように

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/04/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/30715

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング