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資生堂、アリババグループと戦略業務提携を締結 中国・杭州に「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を新設

 資生堂は、資生堂(中国)投資を通じて、Alibaba Group Holding Limited(以下、アリババグループ)と戦略業務提携を締結した。

 またこの提携の実行のため、中国浙江省・杭州のアリババグループ本社の近隣に、同社との提携業務に特化した「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を新設した。アリババグループとのパートナーシップを強化するために専用オフィスを開設するのは、日本企業および全世界の化粧品会社で初の試みとなる。

 今回の戦略業務提携の締結によって、資生堂の研究開発力と、アリババグループの持つビッグデータと消費者インサイトを融合することにより、商品開発、ブランドマーケティング、Eコマース、CRM等の幅広い領域を強化する。これにより、中国市場向けの新商品開発や、中国の消費者のニーズに適したサービス提供を行い、若年層などの新たな顧客層の獲得を目指す。

 資生堂は、共同開発商品の第一弾として、ヘア・ボディケアブランド「アクエア(AQUAIR)」より、シャンプーとトリートメントを2019年9月からアリババグループのTmall(天猫)で独占販売する。同商品は、アリババグループの天猫新商品開発センター(TMIC)と連携し、7億人近くの消費者のビッグデータを活用した商品開発プロセスにより実現したもの。今後は共同開発する商品をさらに拡充し、アリババグループとのアライアンスを強化していく。

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2019/04/02 15:15 https://markezine.jp/article/detail/30751

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