SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ソニーとマイクロソフトが戦略的提携 クラウドベースのゲーム体験作りで協業

 ソニーとマイクロソフト コーポレーション(以下、マイクロソフト)は、D2C(Direct to Consumer)のエンタテインメントプラットフォームおよびAIソリューション領域において、新たな顧客体験を開発するためのパートナーシップに関する意向確認書を締結した。

 3月20日にはグーグルがクラウドを利用した独自のゲームプラットフォーム「Stadia」を発表しており、クラウドゲーミングをめぐる競争が激化するなか、家庭用ゲーム機のPlayStationとXboxでライバル関係にある二社が手を取り合った。

 両社は、それぞれのゲームやコンテンツのストリーミングサービスでの用途を目的とした、将来のクラウドソリューションをMicrosoft Azureを活用して共同開発することを検討する。また、ソニーのゲームやコンテンツのストリーミングサービスに、Azureのデータセンターベースのソリューション利用も検討していく。

 今回の協業により、両社はそれぞれの世界中のユーザーにこれまで以上に充実したエンタテインメント体験を提供するとともに、コンテンツ制作者コミュニティに向けて、より良い開発プラットフォームを提供していくことを目指すとしている。

 さらに、両社は、半導体とAIの分野での協業も検討する。半導体においては、新しいインテリジェントイメージセンサーの共同開発の可能性を探っていく。

 ソニー社長兼CEO吉田憲一郎氏は次のようにコメントしている。「プレイステーションは、クリエイティビティとテクノロジーの融合により生まれました。私たちの使命は、このプラットフォームをシームレスに進化させ、最高で圧倒的に没入感のあるエンタテインメント体験を提供し続けるとともに、そうした体験をいつでも、どこでも楽しめるクラウド環境を提供していくことです。両社による将来のクラウドソリューションの共同開発が、インタラクティブコンテンツの進歩に大きく貢献すると信じています」

 マイクロソフト CEO サティア・ナデラ氏は「本日発表したマイクロソフトとソニーの協業は、イノベーションの歴史を創るものとなるでしょう。両社のパートナーシップにより、AzureおよびAzure AIをソニーが活用することで、新しいゲーミングやエンタテインメント体験をお客様に提供できることを期待しています」としている。

【関連記事】
ソニー合弁の「みんなのタクシー」、都内でタクシー配車アプリ開始 目的地登録でドライバーとの会話不要に
ソニー×ルネサンス、ラケット装着型センサーとプレイ映像を活用した「スマートテニスレッスン」提供
ソニー、“イベント会場にチェックインするとコンテンツを購入できる”新サービス開始
Mastercardとマイクロソフト、デジタル認証の利便性向上を目指し協力関係を締結
日本マイクロソフト、AIチャットボット「りんな」を活用したマーケティングソリューションの提供を開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/05/17 12:30 https://markezine.jp/article/detail/31088

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング