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広報VTuberくらすたーちゃんに聞く!愛されるPR活動

 近年メディアでも取り上げられることが多くなった「VTuber」。5Gの実用化が進むと、その活動はさらに活発化されると言われています。企業がプロモーション活動にVTuberを起用するケースも増えてきているなか、今回はバーチャルタレントとして活動しながら、企業のPR活動を行っている「広報VTuber」のくらすたーちゃんを取材しました。

「広報VTuber」という新しいPR活動

MarkeZine編集部(以下、MZ):本日は「広報VTuber」という新しい広報の形について、その可能性を探っていきたいと思います。まず、自己紹介をお願いします。

くらすたーちゃん:おはくらー!クラスターの公式バーチャルタレント兼、広報のくらすたーです。普段はVTuberやVRに興味がある人たちに、VR商業プラットフォーム「cluster(クラスター)」を知ってもらうこと、クラスター社を好きになってもらうことを目的に活動しています。

くらすたーちゃん
くらすたーちゃん

MZ:VR商業プラットフォーム「cluster」とは、どのようなものでしょうか?

くらすたーちゃん:バーチャル空間でイベントを開催できるというサービスです! イベントの参加者は、VRデバイスまたはPCさえあれば、世界中のどこからでもバーチャル空間にアクセスでき、好きなアバターを使ってイベントに参加することができます。

MZ:どのようなイベントが行われているのでしょうか?

くらすたーちゃん:音楽ライブなど、エンターテインメント系のイベントが多いですね。最近では、企業のカンファレンスイベントなどでもご利用いただいています。

今回の取材は、「cluster」を活用し、VR空間で行いました。画面右はMarkeZine編集部。
今回の取材は「cluster」を活用し、VR空間で行いました。画面右はMarkeZine編集部のフクシマ。

MZ:広報VTuberとして、日々どのような活動をされているのでしょうか?

くらすたーちゃん:クラスター社の広報として、「cluster」で開催されるイベントの告知を行うなど、情報発信をメインに行っています。また、より多くの人にクラスター社を知ってもらうため、バーチャルタレントとしての活動もがんばっています! 最近だと、企業イベントのMCにも挑戦しました。

VTuberが広報活動をするメリットとは?

MZ:VTuberによる広報活動の特徴・強みを教えてください。

くらすたーちゃん:一番は、お客様にとって「身近な存在」になれることですね。企業による「一方的な情報発信」ではなく、日頃のVTuberとしての私の活動を見てくれて、応援してくださる方と絆を築いていけることが強みだと思っています。

MZ:人とVTuberで、広報活動には違いがありますか?

くらすたーちゃん:沢山の人たちに、商品・サービスの価値や魅力を届けるという本質的なところは変わらないと思っています。ただ、広報活動だけのことではないですが、リアルな存在に比べてVTuberの魅力は「自由さ」があることかなって。

MZ:自由さ、ですか?

くらすたーちゃん:リアルでいう「肉体」という制限のなさと、インターネット的な文化が合わさって、自由な空気感の中で活動することができるんです。バーチャル空間内という「危害がない、安全な空間」という安心感もあり、お客様ととても近い距離で、親密なコミュニケーションをとることができています。これは、バーチャルな存在だからこその体験だと思うんです!

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

1993年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。Web記事に加え、定期購読誌『MarkeZine』の企画・制作、イベント『MarkeZine Day』の企画も担当。最近はSDGsに関する取り組みに注目しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/24 09:00 https://markezine.jp/article/detail/31092

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