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NON STYLE起用動画で獲得ボリューム2.5倍の成果 説明が難しいサービスに芸人を使った理由

2019/11/18 10:00
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Twitterとの親和性が高いNON STYLEを起用

MZ:そこで芸人さんを起用した動画を作ることになったのですね。Libalentさんとは、どのようにつながられたのでしょうか。

酒井:Twitterさんから、IVS(インストリーム動画スポンサーシップ)というメニューを一度試してみませんかとご提案をいただき、同時にTwitterのコンテンツパートナーであるLibalentさんを紹介していただきました。芸人さんを使ったことはありませんでしたし、つてもありませんでしたから、ここは一度挑戦してみようかという話になりました。

MZ:人気芸人の起用となると予算もかかるかと思うのですが、その点はいかがでしたか。

酒井:それまで目指している獲得数を達成できたことが少なかったので、ここで予算をかけても攻めていかなければいけないと考えていました。クリエイティブに予算をかけたほうが成果につながることは過去の実績からもわかっていましたし、獲得数を達成するために投資をしようという判断です。

MZ:動画にはNON STYLE(ノンスタイル)さんが出演していますが、どういう経緯でキャスティングが決まったのですか。

バンドルカード - WEBCM - NON STYLE「楽屋でお買物」篇

西林:我々がキャスティングの候補を出すポイントは、企画や訴求内容とマッチするかということと、ターゲット層とマッチしているのかの2点になります。前者では、VANDLE CARDはきちんと説明しなければいけないことが多いので、コンビの掛け合いで説明するのがわかりやすいと考えました。NON STYLEさんはスピード漫才が売りで、説明的な言葉の中にも笑いを入れられます。後者に関して、NON STYLEさんは女子高生の人気芸人ランキングで1位になるなど、若年層から絶大な支持を得続けています。Twitterでのエンゲージメントもすごく高いんですよ。Twitterユーザーに受け入れられやすいということは、それまでの他のクライアントさんとの施策でも見えていました。

酒井:Libalentさんのキャスティング資料でも、NON STYLEさんの好感度は圧倒的に高かったんですよ。NON STYLEファンの方以外に広告が当たっても、好感度が高ければネガティブなコメントがつきにくいだろうというのが決め手の一つでした。また、 NON STYLEの石田明さんと井上裕介さんのTwitter投稿を実際に見てみても、1つの投稿に対して何万いいね、何千リツイートという反響があり、エンゲージメントの高さを実感しました。

アドリブも活かした動画制作

MZ:動画制作は、どのような手順で行っていくのでしょうか。

西林:まず我々が用意しているフォーマットに、クライアントさんの訴求テーマや入れたいキーワード、NGワードなどをご記入いただきます。そして通常は、弊社の構成作家やクリエイティブチームと共に台本を作ります。その後、出演する芸人とも打ち合わせをし、もっとこうした方がいいのではないかというような意見を反映させて台本を仕上げます。ただNON STYLEさんに関しては特殊で、石田さん自身がネタを作って、台本を書いています。石田さんはクライアントさんの訴求内容を咀嚼して理解してくれ、笑いもしっかり入れたネタを作り上げてくれるのでこういった形で実現できました。本当に頭が上がらないです(笑)。

MZ:撮影時の雰囲気はどういった感じなのでしょうか。

西林:撮影には必ずクライアントさんにもご同席いただいています。その場で表現などについてチェックしていただくためです。撮影のときに僕らが意識しているのは、現場でクライアントさんにも楽しんでもらうことです。台本を作ってはいるものの、ボケなどに関しては芸人さんに自由に変えていいよと伝えています。クライアントさんをお客さんと見立てたお笑いライブにしちゃうことで、芸人さんのアドリブも引き出せて、結果的に台本以上のものが出来上がります。

VANDLE CARDを手にするNON STYLEさん
VANDLE CARDを手にするNON STYLEさん

酒井:お笑いの部分は芸人さんにお任せして、サービスの特徴をちゃんと伝えるというところの補足は自分がやらせてもらうという、良好なバランスで撮影ができました。丸投げではなく、一緒におもしろいものが作れたなという感覚があります。

MZ:その時の施策としては、何本の動画を制作したのでしょうか。

酒井:5本です。最初に、漫才フォーマットがいいか、楽屋などでラフに話している感じのオフシーンフォーマットのどちらがいいかという議論がありました。Twitterの事例でエンゲージメントが高いのは、漫才フォーマットでした。ですが、僕らのサービスは決済手段の課題を解決するものなので、それを自分ごと化させるためにはラフなシチュエーションのほうが伝わるんじゃないかと考えました。そこで、漫才フォーマットで3本、オフシーンフォーマットで2本の動画を制作しました。


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