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【LINEリサーチ活用事例】デジタル時代に消費者の「声」を拾うには?(AD)

サイレントマジョリティの声をどう拾う? イベント調査の新定番「LINEリサーチ」のHonda活用事例

サイレントマジョリティのリアルな声を拾い上げる

 結果として、紙アンケートを実施したとき以上の回答数が得られた。なにより、回答者の属性を見てみると、10~20代の若年層、Hondaの製品を持っていない人たちも多かったという。

 「アンケートでは、イベントのコンテンツに触れてお客様の感情がどう動いたかを中心に探りました。10~20代の若年層、Hondaの製品を持っていないという方々の意見は、すごく参考になりましたね。

 たとえば、会場に様々な車種を展示しただけでも、若年層の評価がすごく高かったんです。恐らく、若年層にとってはディーラーに行くのはハードルが高く、車に自由に触れられる機会がないからでしょう。我々が忘れかけていた“たくさんの車に触れる楽しさ”という原点をもう一度見つめなおす良いきっかけになりました」(国岡氏)

LINE社より提供
ホンダコムテック社より提供

新しいお客様にも響く企画づくりに活かしていく

 また、LINEリサーチには回答をリアルタイムで閲覧できるという特徴もある。国岡氏もイベント時にアンケートの回収状況を確認していたが、予想外の発見もあった。

 「紙のアンケートは通常、帰り際に来場者を捕まえて答えてもらいます。今回もその流れを汲んで、イベント帰りの電車の中などで回答してもらう想定でした。が、実際は違っていて、イベント中のちょっとした空き時間に答えて下さっていることがわかりました。

 QRコードを配布するタイミングや場所に気をつけないとミスリードになってしまう可能性もある一方で、それほどLINEがお客様にとって近い距離にあるのだと感じましたね」(国岡氏)

 回答内容にクレームや問題があるような記述があった場合には、その場で対応できるメリットも感じたという。イベント活性化など、他にも有効な活用が見込めそうだ。

 結果を振り返り、「若年層やHondaと関わりの少ない人の声を集めることで、今後新しいお客様と出会うイベントを企画したり、広告施策を考えたりするときに活かすことができる」と国岡氏は考察。

 「LINEリサーチ」は、オフラインイベントの効果測定の新定番として普及・浸透しつつあるだけでなく、実店舗での利用も広がってきている。“サイレントマジョリティの声を集めるツール”として、様々な可能性が見込めそうだ。

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/11/07 11:00 https://markezine.jp/article/detail/32263

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