MarkeZine(マーケジン)

記事種別

デジタル広告ではターゲットの年齢幅が広いほど意図した性年代に届く【ニールセン デジタル調査】

2020/05/19 15:15

 ニールセン デジタルは、ニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)の計測実績データを基に“オンターゲット率”に関する分析結果をまとめた「ニールセン デジタル広告視聴率 ベンチマークレポート」を発表した。

 同レポートは、ニールセン デジタル広告視聴率の過去の計測実績データ(2016年1月~2019年9月の間に計測された5,000インプレッション以上の全キャンペーン)を基に、デジタル広告キャンペーンで配信した総インプレッションのうち、何%が意図していた性年代にリーチしていたのかを表す“オンターゲット率”に関する分析結果をまとめたものだ。

年齢幅が広いほどターゲットにリーチ

 ターゲットとして設定されていた性年代別にオンターゲット率を見ると、年齢幅が広いほどオンターゲット率が高いことがわかる(図表1)。13歳以上すべての人という広い年齢層でターゲットを設定した場合は、PC、モバイルに配信されたインプレッションの9割以上(PC95%、モバイル94%)がターゲットにリーチしている。一方、ターゲットの年齢幅を18~34歳に絞り込んだ場合、デジタル全体では60%(PC45%、モバイル62%)となりオンターゲット率が低下していた。

消費財のオンターゲット率は低い傾向

 広告主のカテゴリー別に見ると、業種によってオンターゲット率が大きく異なることがわかる(図表2)。オンターゲット率が高いカテゴリーとしてはエンターテイメントで80%、通信関係では75%のインプレッションがターゲットにリーチしていた。

 一方で、消費財(食品&飲料含む)は55%となっていた。エンターテイメントや通信のようにターゲットが広い業種よりも、特定の性別に絞る場合や対象年齢を狭めてターゲット設定することの多い消費財などではオンターゲット率が低くなる傾向があった。

※同レポートの対象キャンペーン:
各性年齢属性区分は2019年4月~2019年9月、広告主カテゴリー区分は2016年1月~2019年9月の間に計測された5,000インプレッション以上のキャンペーンを対象としている。また、ノーム値算出の基準として、各性年齢属性区分における掲載サイトまたはアプリ数の合計が15未満であるものはノーム値を表示していない。

【関連記事】
「BuzzVideo」はミドル世代の男性が一人リラックスタイムに活用【TikTok Ads調査】
緊急事態宣言前と比べ約6割が受注数減少/テレワークが電話営業に影響【Mtame調査】
コロナ禍により約6割の企業で広告宣伝費が減少/約7割が新たな手法に積極的【Grill調査】
コロナ影響下で高年齢層が実店舗からECにシフト/巣ごもり消費により娯楽品が伸長【三井住友カード調査】
動画配信サービスの利用、約半数が外出自粛前と比べ増加と回答/視聴デバイスの多様化が加速【AJA調査】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク


All contents copyright © 2006-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5