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Facebook Japanが目指す、ニューノーマル時代のプラットフォーマーの姿

 2020年1月に味澤将宏氏がFacebook Japan代表に就任して以降、図らずもその舵取りはコロナ禍という誰も想像し得なかった状況下で展開されることとなった。人と人とが物理的に距離を取らなければならない事態に、FacebookやInstagramにおける数々のコミュニティが多くの人の拠りどころとなる傍ら、同社は地方自治体への支援やコロナ禍における事業方針および新機能の発表など、精力的に活動している。その根底にある考えと、企業や自治体そして生活者をどう支えていくのか、味澤氏が語った。

※本記事は、2020年9月25日刊行の定期誌『MarkeZine』57号に掲載したものです。

ミッションドリブンな企業の強さと魅力

Facebook Japan代表取締役 味澤将宏(あじさわ・まさひろ)氏
2000年オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン入社。2008年から日本マイクロソフトにてPCおよびモバイルディスプレイ広告ビジネスを統括。2012年4月、Twitter Japanに入社し、2016年11月より上級執行役員 広告事業担当本部長および日本・東アジア地域事業開発担当本部長を兼任。2020年1月より現職。

――今回は、プラットフォーム、コミュニティ、そしてマーケティングという3つのキーワードでお話をうかがいたいと思います。まず、味澤さんがFacebook Japanに参画した決め手を教えてください。オグルヴィ、日本マイクロソフト、そしてTwitter Japanと数々の場で活躍してこられましたが、企業を選ぶ際の視点や共通の軸があるのですか?

 いずれも、ミッションが非常に強いという共通点があります。これまでも、そのミッションに共感できる企業を選んできました。特にSNSと呼ばれる事業は、そのプラットフォームを通して社会に何を提供し、どう貢献できるのかが常に問われます。ですので、事業に込められたミッションに共感できないと、本気で取り組めないと感じています。

 Facebook社では2017年にミッションを進化させ、「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」と掲げました。元々ソーシャルのテクノロジーには人と人とをつなげる力があり、その先のコミュニティ形成を通して社会に好影響をもたらせることが強みです。Facebook社はまさにそのパワーを体現していると思い、参画しました。

――参画されてからの印象は?

 ミッションが社員に自然と浸透している点には、感銘を受けました。プラットフォーム自体がどういう思想で作られているかが、かなり大きくサービスに影響しますし、その思想は社員がどのような考え方で働くかという点にも密接です。根本の思想が浸透していることは、ミッションドリブンな企業だと改めて思いました。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケティング専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、雑誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新ビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは2児の母。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/09/25 13:00 https://markezine.jp/article/detail/34295

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