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2021年は「呪術廻戦」に注目!10代のトレンド予測&2020年下半期流行は【memedays調査】

 トレンダーズのSNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関「memedays(ミームデイズ)」は、10代女性の2021年上半期トレンド予測および2020年下半期トレンドを調査し、その結果を発表した。

2021年上半期トレンドキーワードは「花江夏樹」「NCT」「呪術廻戦」

 2021年に流行しそうなキーワードを有名人とアイテムに分けて調査。対象者にトレンドを予測してもらい、その中から注目すべきものを、同研究機関が選出した。

 「有名人」部門は以下の通り。

 アニメ「鬼滅の刃」で、主人公「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」を演じている声優「花江夏樹」氏を選出。現在10代の間で人気爆発中の「鬼滅の刃」「ツイステ(ディズニー ツイステッドワンダーランド)」「あんスタ(あんさんぶるスターズ!!)」の3作品に出演していることで、注目が飛躍的に高まっている。

 韓国のボーイズグループ「NCT」は、2020年10月に日本人メンバーの「ショウタロウ」が電撃加入し、グループのリアリティ番組が日本初放送するなど、日本国内での人気が過熱することが予想される。

 また「ゆたせな」「ほのぴす」「ヒヨごん」など、TikTokから誕生した新たなZ世代スターもトレンドワードとして挙がった。

 ムービーネイティブとも称される10代は「声で何をどのように伝えるか」という「聴感上のタレント性」に着目している。Instagramに短尺動画機能「リール」が導入されるなどSNSの動画シフトが進む中、この傾向は加速していくという。

 次に、「エンタメ・アイテム」部門のトレンドとなりそうなキーワードを予測し、5つ選出した。

 同調査はまず週刊少年ジャンプで2018年から連載中の漫画「呪術廻戦」を選出した。2020年10月よりアニメ放送が開始され、早速Netflixでは国内総合TOP10入りを果たした。

 ファッションでは、およそ10年前に一世を風靡した「ロングブーツ」×「ミニスカート」の組み合わせが流行の兆しがあるという。2020年夏にZARAのミニ丈「#白ワンピ」がヒットしたことが影響している。コロナ禍で外出する機会が貴重となる中、衣装のような感覚でSNS映えコーデはより一層人気を集めそうだ。

 メイク関連では、マスク着用に最適化した「マスクメイク」がさらに進化する見込みだ。特に目元にインパクトを出す「大粒ラメシャドウ」朝1回塗るだけでこすれても色落ちしない「落ちないリップ」はマストアイテムになっているという。

 エンタメについては、アニメ好きな10代が増加傾向にあり、アイテムについては、引き続きコロナ禍ならではのマスクありきのファッションやメイク、非日常体験を演出できるアイテムの需要が高まりそうだと同調査は指摘した。

SNSでの流行1位は「あべのますく」

 続いて、2020年下半期トレンドを調査し「SNSミーム」「芸能人」「インフルエンサー」「エンタメ」「言葉」「アイテム」「スポット」の7つの部門ごとにランキング化した。

 SNSミーム部門では、「あべのますく」が1位となった。また、SNSミームとはInstagramやTikTokなどで広がる投稿アイデアを指し、memedays総研が造語化したもの。

 上半期、賛否両論あった「アベノマスク」はコロナ禍を象徴するアイテムのひとつだが、Z世代の間ではシールやペンでデコってオリジナルのマスクを作ることが流行した。続いて2位はチャイナ風の服装やヘアメイクで撮影し加工する「チャイナプリ」がランクイン。Z世代は、プリクラひとつをとっても、単に「かわいい」だけでなく「創造性」や「エンタメ性」を求めているという。

上段左から:あべのますく、チャイナプリ、シャボン玉、雲メイク、不仲説プリ下段左から:体育祭うちわ、顔面シール、手形アート、龍ポーズ、透明うちわ
上段左から:あべのますく、チャイナプリ、シャボン玉、雲メイク、不仲説プリ
下段左から:体育祭うちわ、顔面シール、手形アート、龍ポーズ、透明うちわ

 その他、同調査で明らかになったデータ一覧は以下の通り。

【調査概要】
調査対象:15~19歳女性
調査人数:525名
調査日:2020年11月12日
調査方法:インターネット調査

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MarkeZine(マーケジン)
2020/12/01 18:00 https://markezine.jp/article/detail/34965

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