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VOYAGE GROUP×電通のPORTO tv、「テレシー」に名称変更 運用型テレビCMの市場作る

2020/12/22 11:00

 VOYAGE GROUPは運用型テレビCMプラットフォーム「PORTO tv」の名称を「テレシー(TELECY)」に変更した。本記事では、どのような戦略のもとサービス名の変更を行ったのか、同社取締役である土井健氏にインタビューを実施。名称変更の背景やサービスの特徴、今後のテレビCMのあり方について話を伺った。

目次

ネット広告の感覚でテレビCM出稿を実現させる

MarkeZine編集部(以下、MZ):今回「PORTO tv」からテレシーに名称が変わった背景を教えてください。

土井:2020年の5月末に「PORTO tv」をリリースし、営業活動をしている中で「DSP(Demand Side Platform)ですか? ネット上で動画を配信するOTT(Over The Top)ですか?」とご質問を受けることが多かったのです。

 元々「PORTO」というプレミアムDSPも提供していたのですが、お客様の良さを引き出す最適な出稿プランが立案できるようにと、テレビCMの対応も開始しました。しかし、サービス名を言ってもすぐ理解してもらえていないのが現状でした。そこで、テレビCMの配信プラットフォームのサービスだとすぐわかるよう「テレシー」へと名称を変更いたしました。

株式会社VOYAGE GROUP取締役 土井 健氏
株式会社VOYAGE GROUP取締役 土井 健氏

MZ:「テレシー」とはどういったサービスなのでしょうか?

土井:100万円からと少額でも出稿可能な運用型テレビCMプラットフォームです。テレビCMでもネット広告と同じように、効果を視覚化できて、PDCAを回せるようにする、これが「テレシー」の大きなコンセプトです。

土井:これまで、テレビCMに関する効果検証のレポートはキャンペーンがすべて終わった後にまとめて共有されるか、場合によってはレポートがないというケースもありました。しかし独自のレポーティングツールである「テレシーアナリティクス」を使えば、最短で広告掲載の翌日に効果を把握することができます。またネット広告のように細かい指標で確認できるようになりました。

MZ:テレビCMは効果を追うのが難しいイメージだったのですが、その課題も解決しているんですね。どのような指標を見ることができるのでしょうか。

土井:これまでテレビCMの検証で一般的に用いられていたのは、GRP(のべ視聴率)です。しかし、「テレシー」は通常のGRPレポートに加え、放映エリア毎にCPIやCPAといった事業成長にダイレクトにヒットする指標を確認することができます。

 また、「テレシー」では最初に放映前のシミュレーションを行います。たとえば、500万円を30~50代の男性をターゲットに出稿する場合、ターゲットの含有率は何%か、全体で何インプレッション発生するのか、想定UUは何人か、CPMやCPCVはいくらか。これらのシミュレーションをもとに、テレビCM出稿前に予算をどう割り振るかを確認することができるのです。


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