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『VOGUE JAPAN』を擁するコンデナスト・ジャパンに聞く、TikTok活用の可能性

ラグジュアリーブランドのTikTok参入ニーズが増加

MZ:クライアントの方に対しTikTokを活用した広告パッケージを提案していると、どのような反応が返ってくるのでしょうか。

宮:お客様から非常に興味を持って話を聞いていただけます。まだTikTok自体に参入できていないラグジュアリーブランドが多いので、広告パッケージだけでなく公式アカウントの開設やコンテンツ内容に関するご相談もいただくようになっています。

MZ:TikTok上ではエンゲージメントが高いという話がありましたが、それ以外に広告を出稿するメリットはありますか。

宮:ポジティブな反応が得られやすいということですね。TikTokはポジティブな思想で滞在しているユーザーが多く広告に対する受容度も高いように思います。そのため、興味関心のフェーズから一気にコンバージョンまでへも補完できるプラットフォームだと感じております。

MZ:事例も既にでき始めていて非常に順調な印象を受けますが、今後TikTokでの広告配信で改善したい点はありますか。

宮:今後は楽曲部分にも気を遣っていきたいです。特にTikTokは、楽曲でトレンドが生まれるケースが多いと感じています。動画部分はTikTokの特性に合わせながらコンデナストらしさを出すことで効果が出せていますが、楽曲部分はまだまだ検証できる要素があると思っています。

 たとえば攻略の一つとして、2020年末に開催した「GQ MEN OF THE YEAR 2020」のTikTokハッシュタグチャレンジの楽曲も弊社インフルエンサー事業(SocialTalentAgency)所属のTikTokクリエイターに協力いただき作成致しました(詳細はこちら)。

さらなるTikTok攻略を

MZ:最後に今後の展望を教えてください。

宮:まずは『VOGUE JAPAN』『VOGUE GIRL』『GQ JAPAN』3つのアカウントの運用に引き続き力を入れていきたいです。そして、広告パッケージのさらなる拡販に努めたいと思います。

 また、TikTok For Business Japanとしても2021年の展望はEC連携の強化と伺っています。我々の広告商品に関しても、EC売り上げにつながるソリューションをTikTok For Business Japanの方と一緒に作っていきたいです。

 そして、TikTokに関しては、まだまだ攻略できていない部分が数多くあります。たとえば、私たちは普段各メディアで起用している著名人を使ったコンテンツを出していますが、どのような人を起用して何をしてもらうコンテンツがTikTokだと受け入れられるのかはまだまだ検証できると思っています。

 上述致しましたが、コンデナスト・ジャパンではインフルエンサーやクリエイターを多数抱えているインフルエンサー事業(SocialTalentAgency)もございますので、その中でTikTokに強いクリエイターを絡めた広告パッケージも開発しテスト的に販売を開始致します。ご興味のあるクライアント様のお問い合わせをお待ちしております。

坂上:「VOGUE FASHION'S NIGHT IN 2020」「GQ MEN OF THE YEAR 2020」をオンラインで開催し、TikTokともコラボレーションしましたが、今後もオンラインイベントが主流になっていくのでこのような取り組みは行いつつ、ユーザーはもちろんスポンサー向けにも新しい価値を提供できればと考えています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/02/16 10:00 https://markezine.jp/article/detail/35281

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