SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第78号(2022年6月号)
特集「現場に再現性をもたらす マーケターが知っておきたい手法&フレームワーク」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2021 Spring(PR)

ECサイトのSEO・コンテンツマーケ最適解とは? CV数1.4倍/広告費2割抑えたアパレル事例

集客を伸ばすために!商品ページのSEOポイント

(2)商品画像の質と量

 またECサイトの場合、特に重要なのが商品画像だ。ユーザーは画像を参考に購入を判断する。アパレルであれば着用画像を中心に、あらゆる角度や縮尺で写真を撮り、商品ページに掲載したい。

 ミッド・インターナショナルの場合、1商品につき9カットの画像を用意することで、ユーザーの買い物をサポートしている。「ユーザビリティが向上すれば、結果的にSEOにも良い影響を与え、多くのお客様と出会う機会をつかめます」と前田氏は説明する。

(3)商品説明文の記載

 そして商品の説明は、長々と書くのではなく、300文字程度で「推し」の部分を中心に記載していく。前田氏の考えでは、「検索ニーズに応える情報を盛り込むことがポイントです」という。たとえば大きいサイズのパンツの場合、「股ずれしないパンツを探したい」というニーズがあるため、股ずれ防止の工夫や生地の質感をしっかり伝える。写真を見ただけではわかりにくいことを文章で伝えると、ユーザーは頭の中で着用後のイメージを組み立てることができるようになるわけだ。

 では、商品紹介に盛り込むニーズをどう見つけるか。これに対し前田氏は、次のようにアドバイスする。

「まずはGoogleの検索窓に出て来るサジェストキーワード(オートコンプリート)や、検索結果の下に表示される関連ワードを参考にします。詳細なニーズ調査はミエルカが活用できます」(前田氏)

(4)レビューの充実

 次に、商品説明と同じくらい重要なのが、実際に購入したユーザーからのレビューだ。参考になるレビューが集まるほど、ユーザーは自分に適した商品を探せる。レビュー投稿者の体型サイズも書かれている方が親切だろう。

(タップで拡大)
出典:講演資料より(※タップ/クリックで拡大)

 もし、ユーザーレビューを収集・用意する時間がない場合は、「モデルさんや社員の着用感想でもOK。ユーザー目線で使用感をイメージできる、具体情報を掲載することをおすすめします」(前田氏)という。

(5)構造化マークアップへの対策

商品ページの集客で意識したいのは、構造化マークアップだ。構造化マークアップとは、HTMLで書いた情報を検索エンジンが理解しやすいようタグ付けするもの。Googleのクローラー(ロボット)に、ページの内容を理解してもらうために記述するコードのこと。しっかり取り組めば検索結果でリッチリザルトが表示され、通常の検索結果より多くの情報をユーザーに伝えることができる。

(タップで拡大)
構造化マークアップ対応によるリッチリザルト表示
出典:講演資料より(※タップ/クリックで拡大)

 前田氏は、構造化マークアップの対応として、「着手している企業も多いのですが、不十分なケースが散見されます」と語り、「追記したほうが良い情報はどんどん更新し、定期的に見直しましょう」と提案した。

2:リライトでコンテンツの集客力がアップ

 もう1つ、ECサイトの集客を高める手段として有効だったのが、記事コンテンツの改修だ。

 そもそもミッド・インターナショナルは、以下 3つの理由に基づいて記事コンテンツを公開しているという。

「商品ページのSEOをアシストするため」
「新しい顧客と出会うため」
「デジタル接客の一種として、商品選びをサポートするため」

 特に中堅事業者の場合、ECサイトや商品ページのSEOをコンテンツでアシストしないと、圧倒的な規模を持つ大手モールに負けやすくなる。ミッド・インターナショナルの場合、そう考えて2019年頃からコンテンツの充実に乗り出したという。

 同社の顧客の購入ファネルを見ると、まずは体型や服装の悩みがあり、「悩みの解決法を知りたい」ところからスタートする。たとえば体型が極端に大きかったり、小さかったりすると、体型とベルトが合わず、どうしたらいいのか悩んでしまう。そんな時、「ベルト 切り方」などのキーワードで検索し、解決方法を知るという流れだ。

 解決法がわかったら、具体的な解決策として商品検索が始まる。ここでは“ベルト”などの商品名で検索されることが多い。SEOを意識した商品ページづくりが大切になるが、「商品名は大手競合が多く、SEOコントロールも難しいキーワードです」という。

 また、購入ファネルの最後である「サイトの指名検索やアプリを使うリピート購入」になると、基本的にユーザーは新しく検索することはしない。そのため、最初の認知の段階で、多くのユーザーと出会うためにもコンテンツを充実させるのが有効な手段となる。

(タップで拡大)
出典:講演資料より(※タップ/クリックで拡大)

 ミッド・インターナショナルでは、体型や服に悩むユーザーをコンテンツでサポートしている。ただ、検索順位7位〜20位前後のコンテンツが多く、なかなかトップを取れないという課題があった。

 そこで相談を受けたFaber Company(ファベル カンパニー)が提案したのが、コンテンツをリライトして改修する手段だった。

次のページ
商品の購入に近いコンテンツから優先的にリライト

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZine Day 2021 Spring連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/04/26 12:00 https://markezine.jp/article/detail/35787

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング