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認知だけじゃない!BtoB企業がYouTubeを活用すべき理由と運用のポイント

 SEOツールMIERUCA(ミエルカ)を提供するFaber Company(ファベルカンパニー)では、いち早く自社チャンネル『ミエルカチャンネル』を立ち上げ、SEOやWebマーケティングの基礎知識や最新動向を解説する動画を日々発信している。チャンネル運営をリードする中山氏に、BtoB企業がYouTubeチャンネルを運営するメリット、効果的な動画作りのポイントなどを聞いた。

※本記事は、2021年9月25日刊行の定期誌『MarkeZine』69号に掲載したものです。

業界全体の習熟度を高めたい

――はじめに、中山さんの現在の担当業務について教えてください。

中山:現在は主にFaber CompanyのYouTubeチャンネル『ミエルカチャンネル』の運営を担当しています。またそこで得た知見を基に、YouTubeチャンネルを始めたい企業向けのセミナーで講師をしたり、コンサルティング業務を行ったりもしています。

株式会社Faber Company コンテンツ・エバンジェリスト
中山順司(なかやま・じゅんじ)氏

 ファベルカンパニーのコンテンツ・エバンジェリスト&YouTube『ミエルカチャンネル』管理人。freeeで税務/会計/人事労務領域のBtoBオウンドメディア『経営ハッカー』を月間400万PVに成長させた後、Faber Companyでエバンジェリストとして「検索エンジンはもちろん、人の心も鷲掴みするコンテンツ作り」のノウハウを布教。月間50万PVの個人メディア『サイクルガジェット』を運営しつつ『ねとらぼ』『MarkeZine』等で連載中。公私に亘って24時間365日「おもしろいコンテンツのこと」を考えている。趣味はロードバイク。

・Twitterアカウント
・ミエルカチャンネル

――Faber Companyが運営するYouTubeチャンネル『ミエルカチャンネル』とは、どのようなチャンネルですか?

中山:『ミエルカチャンネル』は、SEO初級者やWebマーケティングの担当者、またコンテンツマーケティングやオウンドメディア運営に取り組んでいる人を対象にしたYouTubeチャンネルで、SEOを中心としたWebマーケティングの最新動向をわかりやすく解説する動画を発信しています。

 主なコンテンツ内容は、「SEOの具体的な手順や手法の解説」や「海外カンファレンス&イベントレポート」、また「Googleが発信した情報の解説」や「アルゴリズム変動速報」、「品質ガイドライン変更の噛み砕き解説」など、ターゲット層が押さえておくべき知識と業界の最新動向を早く・正確に・わかりやすくお伝えすることを目指しています。

 2020年4月にチャンネルを立ち上げ、現在チャンネル登録者数は5,400人(2021年8月時点)を超えています。まだまだ目指す目標の道半ばではありますが、おかげさまで多くの業界パーソンに日々チェックしてもらえるチャンネルに育ってきているように感じています

『ミエルカチャンネル』
『ミエルカチャンネル』

――そもそもなぜ、YouTubeを始められたのですか?

中山:YouTubeチャンネルを通して「多くの人に自社を知ってほしい」「見込み客との新たな接点を持ちたい」というのはもちろんあるのですが、それとは別に、SEOやWebマーケティングに関するノウハウを発信することで、「世の中のWebマーケターたちの業界知識・ノウハウの習熟度を高めていきたい、それにより、業界全体の平均点をあげていきたい」という思いを持っていました。そして、Faber Companyにはそのための知見やノウハウが十分にあると考えたため、YouTubeチャンネルを始めることにしました。

――なぜWebマーケターの習熟度を高めていきたいと思われたのでしょうか?

中山:業界全体の習熟度が上がっていくことが当社に直接的なメリットになるわけではありませんが、風が吹けば桶屋が儲かると言われるように、SEOやWebマーケティングのプロフェッショナルが増えるということは、結果的にマーケティングツールを使う人が増えるということでもあります。非常に遠回りではありますが、それはマーケティングツールを提供する私たちにとっても、重要なことだと考えています。

――業界知識やノウハウを発信する方法はいくつかあると思いますが、その中でYouTubeを選択された理由はなんでしょうか?

中山:見ている人が多いから、というのが一番の理由ですね。当社では既にブログ運営も行っていたので、発信の幅を広げたいと考えたとき、YouTubeを選んだのは自然な流れだったように思います。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

1993年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。Web記事に加え、定期購読誌『MarkeZine』の企画・制作、イベント『MarkeZine Day』の企画も担当。最近はSDGsに関する取り組みに注目しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/11/01 16:21 https://markezine.jp/article/detail/37312

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