SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ライブ配信が マーケチャネルの新スタンダードに~Twitchを徹底解説~(AD)

Uber EatsがTwitchを活用する理由。強力なCVツールともいう、そのエンゲージメントの高さ

事例に見る「ブランドにとってのTwitchの価値」

 Twitchにはパートナープログラムがあり、数万人以上の配信者がこのプログラムに参加している。アカウントを作るだけで、誰でも無料で配信を始めることができるが、その配信実績などに応じて配信者のレベルを設定。企業がTwitchでインフルエンサーマーケティングを行う時は、これらのTwitchパートナーの中から最適な配信者を選定し、コンテンツの企画から配信、振り返りまで幅広くサポートするという。

 講演の中でアンダーソン氏は、Twitchで実施されたインフルエンサー配信施策として、アサヒグループ食品の例を紹介した。アサヒグループ食品は、スタジオNGCのえどさんとタッグを組み、「1本満足バー」を訴求するタイアップ企画を実施。計2時間ほどの配信で、視聴回数は6万回以上、視聴時間は38万分以上を記録した。

アサヒグループ食品が行ったキャンペーン事例について、詳細はこちらの記事で紹介しています。

広告が嫌われない場が本当にあった。次なる戦略を打ち出した「1本満足バー」のTwitchとゲームの活用

 「これまでお話してきた通り、マーケティングにおけるTwitchの価値は、エンゲージメントの高いコミュニティを活用できるところにあります。配信者は新たなユーザーとブランドや広告主の架け橋になる存在です彼らとタッグを組むことで、特定のコミュニティの中で、強いインパクトがある形でブランドのメッセージを伝えることができます」(アンダーソン氏)

 講演の後半は、Twitchでインフルエンサーマーケティングを展開しているUber Japanの中川晋太郎氏と、人気ゲーム配信者のももち氏、チョコブランカ氏を迎えてパネルディスカッションが行われた。ここからは、その内容を紹介する。

配信者・マーケターが感じている「ライブ配信」の盛り上がり

――前半の講演では、ライブ配信市場の成長ぶりについて、アンダーソンさんから解説がありました。ももちさん、チョコブランカさんも、最近の盛り上がりを感じていますか?

(左)チョコブランカ氏(右)ももち氏
(左)ももち氏(右)チョコブランカ氏

ももち:そうですね。視聴者だけでなく、配信者もとても増えている印象があります。日本での認知もどんどん広まっているように感じています。

――配信者から見て、Twitchにはどのような特徴があるでしょうか?

チョコブランカ:視聴者の積極性があると思います。他のライブ配信サービスでは、コメント欄で視聴者同士の交流を禁止しているケースも多く見られますが、Twitchでは視聴者同士が配信の感想を共有しながら交流しており、各チャンネルに視聴者コミュニティができているのです。チャット欄のコミュニケーション自体を楽しんでいるのだと思います。

――中川さん、マーケティング媒体としてはどうでしょうか?

Uber Japan 株式会社 マーケティング・ディレクター 中川晋太郎氏
Uber Japan 株式会社 マーケティング・ディレクター 中川晋太郎氏

中川:Twitchに出稿した際に実施した調査では、他の広告プラットフォームに比べて、広告に対するエンゲージメントが5~6倍高くなりました。コミュニティが活発で配信者と視聴者の繋がりが強いため、「自分もメンバーの一員」というような意識がユーザーにあることから、ここまでエンゲージメントが高くなったのではないかと考えています。

次のページ
Uber Eatsが行ったキャンペーン

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ライブ配信が マーケチャネルの新スタンダードに~Twitchを徹底解説~連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/06/23 17:37 https://markezine.jp/article/detail/38624

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング