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専門のMA担当部門はあえて置かない、東洋インキグループのEloqua活用とは?

オンラインイベントのPV数130%、問い合わせ件数も2倍に

MZ:ホールディングスではEloquaをどのように活用されているのですか?

横井氏:グループ全体の展示会「Value Showcase」の集客で活用しています。ちょうどEloquaの導入と重複する時期に、展示会のオンライン化が進んでいました。そこで、使ってみることにしたのです。

 2021年7月の第1回の際は導入直後で手探り状態だったこともあり、第2回Value Showcaseでも再びEloquaを活用しました。2022年2月に開催したのですが、今回はエレクトロニクス分野がテーマでした。そこでEloqua登録済みの約7万件の名刺データを業種やお客様のキーワードからエレクトロニクス領域に絞り、案内をお送りしました。結果、製品ページのPV数が前年比30%増、問い合わせ件数も2倍に増えました。

 またイベントは、URLを知っていれば誰もが事前登録なしに視聴できる完全オープン型だったのですが、Eloquaに登録済みのお客様に関しては、いつ来場して何を視聴したのか、その後の資料ダウンロード状況はどうだったかなど把握できるので、イベント全体の動向を推定しやすかったのも良かったと思います。

Eloquaでメルマガ配信、問い合わせ件数もノウハウも増加中

MZ:トーヨーケムでは別用途でEloquaを活用されているとのことですが、具体的にどのように使っているのでしょうか?

大里氏:基本的には月1〜2回、製品のキャンペーンメールを配信しています。運用体制は私を入れて兼任者が2〜3名でメインチームを組んでいますが、コンテンツ作りは各事業部の若い社員が中心となって作成しています。体裁を整えて配信し、結果をフィードバックするのがメインチームの役割ですね。メールの成果についてはコンテンツ担当者とも共有しています。

MZ:その方法は社内でデジタルマーケティングのノウハウがしっかり蓄積できそうですね。成果はいかがでしょうか?

大里氏:メール開封率や問い合わせ件数などのKPIは設けていますが、社会のトレンドやタイミングもあるので、結果は良し悪しがあります。しかし、メルマガを配信するようになってから問い合わせ件数も増えてきているので、手応えを確実に感じています。また、通常の営業活動にプラスして、各営業担当が新しいコンテンツを考える環境が生まれつつあります。

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自主性と統一感、両方を維持

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/08/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/39427

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