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新時代に向けて知っておきたい「The Trade Desk」の可能性(AD)

CTV/OTTの実際の効果は?サイバーエージェントとThe Trade Deskに聞く、動画広告の今

運用のクオリティの高さが広告効果に反映

MZ:「NURO光」の施策では、OTT/CTV広告の配信により、どのくらい効果があがっていますか?

前田:件数の伸びについては開示できないのですが、商材認知は明らかに向上しています。光回線のカテゴリは大手の三大キャリアが圧倒的な認知度を有しており、「NURO光」は5~6位がランキングの平均値でした。そこから、最高2位まで認知度が上がった時期もあり、手応えを感じています。また、OTT広告はユーザーから受け入れられやすいという話が小野田さんからありましたが、1インプレッションあたりの質の高さは「NURO光」の施策でも実感しているところです。

MZ:The Trade Deskから見て、「NURO光」の施策の優れている部分はどこだと思われますか?

小野田:広告効果をリアルタイムで運用して最大化することにこだわりを持って進めていらっしゃる点は素晴らしいと思います。UGCとOTTで比較すると、やはりどうしても1インプレッションあたりの単価はOTTのほうが2~3倍高くなります。それでも、「NURO光」の施策ではCPAはUGCよりもOTTのほうがよい時もあるんです。広告運用のクオリティの高さが、広告効果に反映されていると見ており、運用の大切さを再認識する事例です。

MZ:「NURO光」の施策を通して感じられた、The Trade Deskのソリューションのメリットは何かありますか?

前田:タグを用いて、実数ベースで広告効果を計測できる点は、大きなメリットだと思いました。「このくらいリーチがありました」という粒度ではなく、「広告によって何件の申し込みがあり、うち何人が継続利用しているのか」という“リーチのその先”の効果を、クライアントは求めています。広告効果の可視化と、それにより可能になる精緻な広告運用・最適化は、クライアントへの提供価値に直結するところだと思っています。

 もうひとつ、The Trade Deskのデータの母数の大きさによるメリットも実感しています。The Trade Deskが連携するDMPは国内でもトップクラスの規模および水準であり、ここのデータを活用できるのは大きいです。

鈴木:The Trade Deskの活用はメリットばかりです。我々の業務では、クライアントに新しい施策や企画をご提案する際のスピード感が求められます。その点、The Trade Deskは新しいメディアを次々と開拓されていて、このスピード感は我々にとって非常に魅力的です。

広告効果の最大化で広告主へ還元していく

MZ:これからThe Trade Deskでトライしてみたい施策などはありますか?

前田:これまでテレビCMなどの純広告では運用ができず、とにかく枠を買うことしかできませんでした。ですが、The Trade Deskでは、OTTの広告枠の購入に加えて、番組に合わせてクリエイティブを出し分けるなどの運用ができるメニューも出てきています。純広告のクリエイティブを運用する、というThe Trade Deskの活用は早々に実践したいと思っています。

MZ:Disney+、NetflixもCTV広告市場に参入し、一気に注目度が上がっています。この市場でThe Trade Deskはどのようなバリューを発揮していくか、最後に展望をお聞かせ下さい。

小野田:ここまで話してきたとおり、動画広告においても施策期間中のリアルタイムな運用が技術的に可能になってきています。注目の大型プレーヤーの参入も含め、動画広告市場は現在大きな転換期を迎えていると見ており、The Trade Deskがそこのゲームチェンジャーになっていきたいです。弊社はグローバルのCTV市場でリードしており、オムニチャネル戦略にも優位性を持っています。日本においてもトップCTV/OTTプロバイダへアクセスできるため、今後オムニチャネル戦略でCTV/OTTを活用し、広告主がターゲット層に効率的かつ効果的にリーチすることを支援していきたいです。

 また、The Trade Deskは広告主への広告効果の還元に強いこだわりを持っていますが、これはサイバーエージェントさんの思想にも繋がる部分があります。サイバーエージェントさんも、クライアント企業の広告効果の最大化・最適化を大義名分とされています。同じところを目指す者同士、一緒にチャレンジしながら、いろんな広告主をご支援していきたいです。

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この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーライター

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/01/10 12:00 https://markezine.jp/article/detail/40249

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