SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2022 Autumn(AD)

GA4の活用でオウンドメディアやコンテンツの価値はさらに高まる。指標やレポート例を解説

これからのコンテンツに求められること

 以上のようにGA4レポートの活用例を紹介した上で、月岡氏は「これからコンテンツの重要度がもっともっと高まる」と前置きし、その理由を語った。

画像を説明するテキストなくても可

 「今後Cookie活用が難しくなり、広告のあり方も大きく変わっていく中で、ファーストパーティーデータの獲得は必須。それは、自社サイトのコンテンツを増やしていかないとできないことです。

 これから新しいプラットフォームがどんどん生まれていきます。そこに分散的にコンテンツを出すことでリーチを広げることはできますが、それではフローのコンテンツにしかなりません。注目を集めたとしても一過性のバズで終わってしまうのです。そのためコンテンツをストックで捉える重要性が増しています

 さらに、企業の専門性や信頼性が伝わるオウンドコンテンツを中心として、会社やブランドのファンを増やしていくことで、事業の成長に寄与できます」(月岡氏)

 では、事業成長につながるような「これからのコンテンツに求められること」とは何か。月岡氏によれば、「ユーザーの“知りたい”に応える」「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」「よいユーザー体験の提供」「(結果としての)エンゲージメント」が重要となるという。

 これらのうち、今から取り組めることとして「ユーザーの“知りたい”に応える」「よいユーザー体験の提供」がある

 たとえば、 ユーザーの“知りたい”を把握することで「何を書けばいいのか」が明確になり、コンテンツ制作を外部委託する際も指示出しの精度が高まり、フィードバックの基準もわかりやすい。

 また、SEOツール「ミエルカ」や、ユーザーの行動分析・CVR改善ツール「ミエルカヒートマップ」を活用して、ユーザーの満足度を定期的に測り、SEO効果を最大化することができるという。

画像を説明するテキストなくても可
「ミエルカ」で使用できる機能の一例

ミエルカ&ミエルカヒートマップの無料トライアル受付中

 検索意図の自動分類や検索順位計測、ユーザー行動分析など、オウンドメディアやコンテンツ施策に欠かせない機能が満載。カスタマーサクセスによる伴走サポートで、Webマーケティング初心者でも安心です。

重要性高まるコンテンツをマーケティング施策の中心に

 「ミエルカ」では現在、GA(UA)との連携によるページ改善機能を搭載しているが、現在はGA4への対応も進め、クライアントへの各種支援を整備しているところだ。

 「今日のお話で、GA4ではレポートをつくるのが大変だというお話をしましたが、ミエルカではそれにかかる煩雑な作業をしなくてもよいような機能設計を行い、年内にベータ版リリースを目指して開発中です。また、GA4移行支援サービスも行っており、GA4に関する無料セミナー動画も配信しています」(月岡氏)

 GA(UA)の停止に備え、GA4の移行準備はできるだけ早期に始める必要がある。GA4はオウンドメディアやコンテンツの価値をより評価しやすい仕様になっているが、使い方に多少の工夫が求められる。

 また、事業成長やブランディングにおいて、コンテンツの重要性は今後より増していく。月岡氏は最後に「コンテンツをブランドのマーケティング施策の中心に据えていただけると大変嬉しいです」と、コンテンツやオウンドメディアの価値を改めて見直し、施策を推進する重要性を語った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2022 Autumn連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/11/02 10:00 https://markezine.jp/article/detail/40269

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング