電通は、2008年を「変革の年」と位置づけ、5月に策定した中期経営計画においてデジタル領域を最重点成長領域として定めた。それから数か月経った今回、デジタル領域での戦略策定とその実現をより迅速に行うため、高嶋 達佳社長を議長とする「デジタルビジネス戦略会議」を発足。さらに社内組織として、現ビジネス統括局 エグゼクティブ・プロジェクト・マネジャーである片山 秀樹氏を室長とする「デジタルビジネス推進室」を設置した。
電通は、今回の2つの組織の設置によって、デジタル領域での事業基盤を強化・拡充などを行い、デジタル領域でのさらなる収益拡大を目指すとしている。
【関連記事】
・電通、取締役報酬の一部返上を発表
・電通、業績予想を下方修正
・電通、2008年は「変革」の年、さらなる買収・提携も視野に