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オーバーチュアが語る「新スポンサードサーチ」のすべて 激変するSEM(2)


ECサイトの集客からテレビCMと連動したクロスメディアキャンペーンまで、すっかりお馴染みとなった検索連動型広告の最新動向を伝える本連載。2回目となる今回は、オーバーチュア株式会社への取材を元に、次世代の広告プラットフォームへ進化を遂げた「新」スポンサードサーチをレポートします

本記事で紹介する新スポンサードサーチの仕様、及び、管理画面のイメージは、開発中のものです。実際の稼動時のものとは異なる場合がありますのでご了承ください

新スポンサードサーチは「マーケティング」ツール

 米国でのYSM(Yahoo! Search Marketing)による「New Sponsored Search」のローンチに続き、オーバーチュアが日本国内で提供する「スポンサードサーチ」も、ついに新システムへの移行が始まろうとしている。まもなく開始されるアカウントの移行と管理画面の刷新に続き、正式な時期は未定だが、検索結果での掲載順位を決定するロジックも新しくなる(全アカウントの移行が完了後に変更される見込み)ことは、これまでお伝えした通りである。

 SEOや検索連動型広告など、検索に関わるマーケティング施策の成果はとかく「順位」で測られがちだが、本記事のテーマである新スポンサードサーチについてもご多分に漏れず、掲載順位決定ロジックの変化に注目が集まりやすい。確かに、広告主のROIと同時に検索エンジン利用者の利便性をも高めるであろう、広告の品質を加味した新ロジックの導入は大きな、そして有意義な変化なのだが、実は、新しいシステムの特徴はそれだけではない。

 その大きな特徴は、検索連動型広告を「マーケティングツール」として利用するための機能が大幅に追加・増強されたことにある。

新しい管理画面(入札価格予測機能の場合)は、Ajaxを活用した軽快な操作感。
徹底した視覚化により、数値を直感的に理解できる点も魅力的だ

 検索連動型広告の出稿に必要とされる作業が、今までは「キーワードと広告文、その入札価格の手作業による逐一の管理」だったとすると、新システムでは「広告キャンペーンの全体設計とその効果の的確な把握」だと言える。つまり、マーケティング担当者は、些末な作業に手を煩わすことなく、マーケターが本来行うべき作業に時間を割けるようになるのだ。

 具体的にはどういうことか? 順を追って説明しよう。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/16 19:59 https://markezine.jp/article/detail/991

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