LSIは、米国の社会心理学者であるダニエル・ヤンケロビッチ博士からライセンス供与を受け、1975年より30年以上にわたって実施している日本で最長、最大規模のライフスタイル・サーベイ。
【調査概要】
標本数:6000標本(回収ベース)
調査地区:全国500地点(北海道~沖縄)
調査標本:15-69歳男女個人
標本抽出:クオータ・サンプリング 住民基本台帳の構成(性年代・地域)、毎年フレッシュサンプル
調査手法:訪問面接/留置法併用
実査時期:毎年9-10月(1975年より年1回実施)
【結果概略】
■これからの世の中はよいほうに向かっていくと思う
2004年 19.1%
2005年 20.7%
2006年 29.8%
■これからの自分の生活はよい方向に向かっていくと思う
2004年 46.3%
2005年 47.5%
2006年 59.9%
■世帯平均年収の推移
2004年 626.2万円
2005年 607.2万円
2006年 612.8万円
2006年の日本人の傾向として「世の中も自分の生活も、これからよくなっていく」と感じている人は増えているが「実際の経済的な豊かさは変わっていない」傾向にあることがわかった(詳細はグラフ1、2を参照)。
平均年収の推移からも、10年前のピーク(1997年 751万)に比べると、実態は100万円以上少ない。景気回復といっても、それはマクロ的な話であり、個人の財布の紐が緩むのはまだまだ先になりそうだ(詳細はグラフ3を参照)。
プレスリリース:気持ちは景気回復 実態は伴わず (PDF)