マイネット・ジャパンは、国内初の社内ソーシャルニュースパッケージ「イントラnewsing(イントラニューシング)」の正式リリースを4月24日に発表した。
「イントラnewsing」は、みずほ情報総研の監修のもと、マイネット・ジャパンのソーシャルニュースサービス「newsing」のシステムをベースに企業向けのサーバソフトウェア製品として改善・改良を行ったもの。ソーシャルニュースやソーシャルブックマークのシステムを企業内の情報共有サービスとして活用する仕組みを提供し、社員同士の意見交換などのコラボレーションを支援する。また、ニュースだけでなく、企業内の連絡文書や社内ブログやSNSなどのクリップして共有することができる。
ウェブ活用においては、情報発信意欲の高い1%の「発信者」、発信された情報の周辺でコミュニケーションを取る9%の「コミュニケーター」、それらの情報を読むだけにとどまる90%の「ROMユーザー」の3層に分かれる「1:9:90の法則」があると言われている。「イントラnewsing」は、この構造を踏まえて、より手軽なクリッピング操作、人気記事の投票ランキング、記事検索機能などにより、企業内の情報共有の敷居をぐっと下げてくれる新しい情報ツールとなっている。
監修にあたったみずほ情報総研は、すでにこのシステムを導入し、同社のコンサルタントが中心となって企業内でのソーシャルニュースサービスの有用性を検証している。マイネット・ジャパンは、「イントラnewsing」の展開目標を、2007年12月末時点で利用企業数15社、利用者ID数1,000IDとしている。