グーグルは5月8日、Google Analyticsのレポートインターフェイスの最新バージョンのリリースを発表。旧バージョンのインターフェイスを継承しつつ、一歩進んだデータ活用のための新機能が追加された。主な改善点は以下のとおり。
・必要な情報を新機能「マイレポート」に登録して、必要な情報だけを一括管理。
・レポートのメール送信、レポートのPDFファイル形式でのエクスポート。
・任意の対象期間を選択して一定期間のデータが比較可能に。
・用語解説を含む「ヘルプ」と「Conversion Universityヒント」を、すべてのレポートで提供。
・AdWordsとの地域データの共有。
特に注目なのは、「マイレポート」機能。従来の、プロファイルごとにレポートを制限する機能は廃止され、新たにカスタマイズ可能な「Google Analytics マイレポート」が追加された。
アカウントを持っているユーザーは、自動的にアップグレードが行われるため、最新バージョン利用の際は、ログイン後、プロファイルの横にあるか「レポートビュー」リンクをクリックするだけ。今回はインターフェイス面のリニューアルにとどまり、各ユーザーのレポートデータや設定はリニューアルの影響を受けない。旧バージョンのデータが最新バージョンのどこに表示されているかを調べるのために、レポート検索機能も用意されている。また、グーグルは、最新バージョンの利用環境として、Flash 7以上を推奨している。
「Google Analytics がもっと使いやすくなりました」(AdWords 日本版 公式ブログ)