ドラゴンフィールドは、ミニブログサービス「もごもご」のα版を、5月9日から無料で提供することを発表した。
「ミニブログ」は、ブログのように長い文章を書き連ねるものではなく、1行か2行程度の短いテキスト・メッセージをアップしていくサービス。そのときの居場所や思ったことなどを、点のように並べていくだけだが、それがつながるとその人の1日の動きが見えてくる。そこにコメントや突込みを入れることもできるが、元のテキストがあっさりしているだけに、その反応もあっさりしていることから、「ゆるいコミュニケーション」が成立するサービスとして人気を集めている。その代表的なサービスが「Twitter」で日本国内でもユーザーが急増している。
現在、友人知人の間で、ブログやSNSといったツールを通じて互いの生活の内容をシェアする人たちが増えており、そうしたコミュニティは「FTIC(Full-Time Intimate Community)」と呼ばれている。ドラゴンフィールドが開発した「もごもご」も、FTICのコミュニケーションツールとして位置付けられるもので、誰かの発言に対してコメントをつけたり、誰が見に来たかわかる「あしあと機能」や、興味あるキーワードを登録しておくと同じキーワードを登録している人と知り合いになれる「もごリンク機能」などが用意されている。
「もごもご」は現在α版だが、ユーザーのリクエストに応えながら、APIの公開や携帯からの写真や動画のアップ機能、プライバシー設定機能などを追加している予定だ。
プレスリリース:「Twitterライクのミニブログ「もごもご」α版無料提供開始」