デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下 DAC)は5月23日、インターネット広告のメディアプランニングサービス「AD-Visor® NEXT」を発表した。
「AD-Visor® NEXT」は、DACが開発した戦略的メディアプランニング支援システム「AD-Visor®」の基本機能を全面的に見直したもの。「AD-Visor®」は、インターネット・モバイルメディアの広告メニュー全般を取り扱うDACの1,000以上の広告掲載サイトと8,000以上の広告メニューを有するデータベースを基盤に、メディアプランニングからメディアバイイング、進行管理、出稿実績の評価・分析に至るインターネット広告関連業務の統合プラットフォーム。
「AD-Visor® NEXT」は、インターネット広告のトレンドを踏まえて、ターゲットユーザやその重複を考慮した媒体・広告メニューの選定や、出稿実績や視聴率データなどの評価・分析に基づくメディアプランニングを、より簡潔化・精緻化している。さらに新機能として、ユーザの嗜好や購買意向とサイトの視聴動向を組み合わせて、より効果的なプランニングを行う「LifeStyle Insights!」、広告主の出稿状況を独自に推計する「NETStats!」、オフィスからの視聴率データを広告掲載面ごとに分析する「Office Rates!」の3つの分析機能を追加し、インターネット広告におけるメディアプランニングの質的向上やマーケット分析を可能にしている。
「AD-Visor® NEXT」は博報堂DYメディアパートナーズでの導入が決定。DACは今月から他社への導入を推進し、今後3ヵ年で100社以上の広告会社に提供する計画だ。
プレスリリース:「次世代型戦略的メディアプランニング支援システム 『AD-Visor(r) NEXT』 をリリース。 e広告プラットフォーム構築の推進を開始。」(PDF)