5月23日、米ネット系技術情報サイトTechCrunchで、GoogleがFeedBurnerを1億ドルで買収する交渉が最終段階に入ったという記事が公開された。GoogleもFeedBurnerも正式コメントを出していないが、今後2~3週間以内に最終的に締結されるもようだ。買収後のGoogleが、どんなサービスを打ち出してくるか注目される。
TechCrunchの記事によると、2003年創業のFeedBurnerは1,000万ドルの資金からスタートしたという。その後順調に資金を調達し、ついにGoogleによる買収にいたった。FeedBurnerは、70万を超えるフィード、41万を超えるパブリッシャーを誇るRSSフィード配信を行っている。ウェブのコンテンツの更新情報を配信するRSSフィードは、広告媒体としても注目されており、米FeedBurnerの広告ネットワークにはWall Street Jounal、AOL、USA TODAY、日本ではロイタージャパン、朝日新聞社などが参加。膨大なRSSフィード在庫と何百万もの購読者を持つ。日本では、2005年9月にGMOアドネットワークスが、米FeedBurnerとの業務提携により、日本独占販売権を取得。日本向けのサービスを展開している。
参考:
"$100 Million Payday For Feedburner - This Deal Is Confirmed"(TechCrunch)
「確報!Feedburner買収最終段階、$100Mの給料袋に王手!」(TechCrunch Japanese)