サイボウズ株式会社とそのグループ会社であるインテグラート・ビジネスシステム株式会社は、中国に「才望子信息技術 (上海) 有限公司」を設立し、6月26日から事業を開始すると発表した。また同日、新たに開発した日本語と中国語対応のSaaS型グループウェア「サイボウズ 弁公系統」の提供も開始した。これを機会に、サイボウズグループは中国での販売を強化し、本格的に海外展開を進めていく意向だ。
サイボウズは主に「サイボウズ Office」や「サイボウズ ガルーン」などのグループウェア製品を開発・販売しているソフトウェア会社だ。グループウェア市場では、国内トップレベルのシェアを持つ。今回の海外展開はさらなるユーザー数の獲得を狙ったものだ。
すでにサイボウズは10言語対応の国際版グループウェア「サイボウズ Share360」を開発し、2005年1月からはインターネット及び、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど世界の販売店を通し発売している。中国は、日系企業のアジア進出などの影響で、グループウェアに対する需要が高いと判断した。
プレスリリース:サイボウズとインテグラート・ビジネスシステムが中国市場へ本格進出 ~ 新会社を設立し、本日からお手軽SaaS型グループウェアを提供開始 ~