IMJモバイルと調査会社のユーティルは、「携帯コンテンツの利用実態調査」を実施し、6月26日にその結果を発表した。この調査は2007年5月17日~5月19日の間に行われ、1,117名から有効回答を得ている。
発表された資料によると、携帯ユーザーの35%が携帯メールによるクチコミを行い、1割以上が携帯のブログやSNSへの投稿を経験している。特に10代女性のクチコミ行動が顕著で、5割以上が携帯メールでのクチコミを行い、ブログへの書込み経験も4割以上に達している。
どんなメディアと接触したときに携帯でクチコミ行動をとるのかについては、「テレビ」が全体の37%と最も多い。それに続いて多いのが「パソコンでのネット利用」(34.4%)、「新聞・雑誌」(30.0%)。パソコンでネットサーフィンをしているなら、わざわざ携帯を使わずにパソコンでメールを送ればいいようにも思えるが…?
また、最もクチコミされる商品・サービスは「映画・音楽」が75%と最も多く、次いで 「パソコン・周辺機器・ソフト」(70%)、「飲食店情報」(67%)など、比較的低価格帯のものが多い。ちなみにすべての商品・サービスにおいて最も多いクチコミの方法は「直接会って話す」だった。
プレスリリース:「携帯でのクチコミ実態調査~携帯でのクチコミはどれだけ影響力があるのか?~携帯ブログの利用は15%、携帯でのSNSの利用は11%」