インターネットを活用した集客・販促支援、ネットショップの運営支援サービスを提供するサーブは、1月にインターネットショッピングの利用状況についてのアンケートを実施。300名から有効回答を得た結果を「インターネットショッピングの利用状況調査」として発表した。今回の回答者の99%は女性で、20~40代が中心。また、56%が専業主婦となっている。
パソコンを使ったショッピングを1度も経験していない人は3.3%。一方、携帯電話を使ったショッピング経験のない人は82.0%と、ネットショッピングを利用するのは圧倒的にパソコンが多いようだ。「主に利用しているネットショップは?」(複数回答可)との質問には、以下の図に示したとおり、楽天市場内のショップがダントツの強さを見せて1位となった。
新しいネットショップにアクセスするときは「Yahoo!検索」の利用が最も多く、購入するときは、ほしいものが決まっている計画購入が半数を超える。ネットショッピングで重視するのは、1に価格、2に送料、3に信頼感。ネットショップが発行するメルマガについては、「タイトルを見て、興味があるときは読み、興味がないときはすぐ削除する」が62.0%で最も多く、「ゴミ箱直行」も4.3%。
最後の設問である自由な意見や要望に対しては、「大手のショップで注文した品が、写真とはぜんぜん違っていたことがある。いまだにそんなことがあるのかとびっくりした」、「とにかく送料無料がありがたい」、「宅配業者を選ばして欲しい」など率直な意見がたくさん紹介されている。中でも送料については、「無料」であることを求める意見が圧倒的。また、何度もメルマガを送ってこられるのは迷惑という意見がある一方で、お得な情報は早く知りたいなど、なかなか情報提供のコントロールは難しそうだ。
ネットショップ経営者にとって貴重な情報が詰まった調査結果は、サーブが以下のリンクで公開している。
「インターネットショッピングの利用状況調査」 (閲覧にはサーブのメールニュース会員登録が必要)
サーブを経営している山田雅彦氏の人気連載「現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」