ネットリサーチのDIMSDRIVEは小学館DIMEと共同で、各携帯電話会社のイメージやドコモ2.0広告キャンペーンの認知、その印象などについて「携帯電話会社のイメージに関するアンケート」を行った。調査期間は2007年6月13~14日。
「ドコモ 2.0」CM・広告を見たことがある人(有効回答4,633人)に、「CMを見た後のドコモに対するイメージの変化」について尋ねたところ、「良くなった」は5.2%、「少し良くなった」は14.7%と、良い評価を下した人は合わせて19.9%と約2割であった。一方、「少し悪くなった」は6.9%、「悪くなった」は7.9%とマイナス評価を下した人は14.8%であった。また「変わらない」という人が圧倒的に多く、65.3%と6割以上であった。人気俳優などを使って大々的に打ち出している「ドコモ 2.0」CMだが、効果のほどはまだ表れていないようだ。
また、「今後のドコモに望むこと」を尋ねたところ(有効回答6,175人)、「利用料金を安くして欲しい」が最も多く66.1%、「機種代金を安くして欲しい」が2番目に多く53.5%であった。料金に関する項目が圧倒的に多く回答されている。3番目以降は2割以下と少なく、「もっとサービスを充実させて欲しい」19.0%、「通話エリアを充実させて欲しい」18.4%、「機種のデザインをよくして欲しい」15.2%、「機種の品揃えを充実させて欲しい」15.1%と続いた。
今回のアンケート結果を見るかぎり、ドコモユーザーは機種のデザインやワンセグなどの機能のこれ以上の充実よりも、利用料金や機種代金の値下げを望んでいるようだ。
公開調査:DIMSDRIVE & DIME 『ドコモ2.0広告キャンペーン』に関するイメージ調査